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ユーロ円今週の予想「調整下げの動き。158円割れの越週で中期トレンドも変化。」FXチャート分析 2024/3/11

【ユーロ円週間予想】調整下げの動き。158円割れの越週で新たな下落リスクが点灯、163円台に戻せば下値リスクがやや後退。

 直近の日足は前日の陰線の下ヒゲ部分に実体を置く陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。日足の形状が悪化していますが、160円台の下値抵抗を守っており、調整下げに留まる可能性を残しています。但し159.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯、158円台も割り込んで終えた場合は、調整下げに留まらず155~156円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に163円台に実体を戻せば下値リスクがやや後退、163.60-70の抵抗を上抜けて終えれば“ユーロ強気”の流れに戻して、一段の上昇に繋がり易くなります。日足の上値抵抗は161.60-70,161.90-00,162.60-70,163.00-10に、下値抵抗は160.30-40,159.90-00,159.40-50,159.00-10にあります。21日移動平均線は162.26に位置しており、これを下抜けて短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化していますが、120日、200日線は159.66と158.31に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

 一方直近の週足を見ると安値圏で引ける陰線引けとなり、下げ余力を残した形で越週しました。今週も下値余地を探る動きが強まると見ますが、一方で昨年3月に付けた138.83を起点とするやや中期的なサポートラインの下値抵抗が158.30-40に位置しており、これを割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となります。続落した場合でも158円台からの売りも慎重に。短期トレンドは“ユーロやや弱気”の流れですが、163円台に実体を戻して越週すれば下値リスクがやや後退。163.60-70の抵抗を上抜けて越週した場合は、“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は161.90-00,162.90-00,163.60-70に、下値抵抗は160.00-10,158.70-80,158.30-40にあります。31週、62週移動平均線は159.26と153.46に位置しており、中期トレンドをサポート中ですが、158円台を割り込んで越週した場合は。中期トレンドの変化に要注意。

 今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か159.90-00で軽く試し買い。損切りは159.40で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は158.30-40で再度軽く試し買い程度に。この場合の損切りは157.80で撤退です。売りは161.90-00で戻り売り。損切りは浅い場合で162.40,深い場合は“ニュートラル”な状態に戻す163.10に置く必要があります。

 上値は、161.50-60に軽い抵抗が、161.90-00,162.10-20,162.60-70,162.90-00にやや強い抵抗が出来ていますが、163円台に乗せて終えれば調整下げが一巡した可能性が点灯、163.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は“ユーロ強気”の流れに戻して上値余地がさらに拡がり易くなります。下値は、160.30-40,160.00-10,159.80-90に強い抵抗があり、調整下げに留まるなら下値余地はこの辺りが限度となりますが、159.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯、158.90-00,158.60-70,158.30-40、158.00-10の抵抗を全て切り崩して158円台を割り込んで終えた場合は、中期トレンドも変化して155~156円方向への一段の下落リスクが生じます。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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