
ドル/円、148円台で伸び悩む…米早期利下げ観測が弱まると一段高も
東京市場のドル/円は、上昇一服の展開。約1カ月半ぶりの148円台では戻り売りが優勢となり、148.25円前後で伸び悩むと、その後147.80円台まで弱含みました。
●日経平均株価:35466.17円(-11.58円)
●TOPIX:2492.09ポイント(-4.29ポイント)
欧州市場でも上値が重く一時147.65円前後へ下値を拡大しました。
本日は、50%台に低下した米3月利下げの織り込み度がさらに低下するかどうかがドル/円続伸のカギとなりそうです。NY市場で発表される米12月住宅着工件数や米新規失業保険申請件数の結果に注目です。その他、ボスティック・アトランタ連銀総裁による講演が予定されています。利下げに対する見解に関心が集まりそうです。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、前日に80日線が位置する昨年高値151.91円前後から12月安値140.26円前後への下落幅に対する61.8%戻しの水準を明確に上抜けると一時148.53円前後まで上昇しました。しかし、その後は押し戻されて上ヒゲを伸ばしています。本日は148円を割り込み小陰線を形成中です。148円台に持ち直せない場合は80日線147円台半ば付近まで押し戻される可能性があります。ただ、上昇途中の調整下落のため同水準で反発することも考えられます。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
1/18(木)
21:30 ECB議事要旨
21:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
22:30☆米12月住宅着工件数
22:30 米12月建設許可件数
22:30☆米新規失業保険申請件数
22:30 米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
24:15☆ラガルドECB総裁講演
25:00 EIA週間原油在庫統計
26:05 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
----- 世界経済フォーラム(ダボス会議、~19日)
1/19(金)
08:30 日本12月消費者物価指数
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。
