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来週の為替予想(米ドル/円)「米消費好調+本邦物価圧力低下なら、米ドル/円は148円台も」ハロンズ FX 2024/1/13

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2024年1月12日 16時00分

米消費好調+本邦物価圧力低下なら、米ドル/円は148円台も

1月8日週の米ドル/円は上伸

日米の金融政策を巡る思惑に巻き戻しが入ったことが米ドル/円の上昇を後押ししました。米国の12月消費者物価指数(CPI)が想定以上に強い結果となり、米10年債利回りが4.06%台まで上昇すると、米ドル/円は昨年12月11日以来となる146.416円まで上昇幅を広げました。もっとも、米国の3月利下げ観測も根強く、その後は直近の上昇への反動から144円後半へ調整しました。(各レート水準は執筆時点のもの)

FXのライブ解説、日経平均3万5千円に!為替への影響、米CPI Live (2024年1月11日)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

暖冬で全国CPI低下に拍車?

米国の3月利下げ期待、日銀マイナス金利解除やイールドカーブ・コントロール(YCC)撤廃を巡る思惑が、米国の強いインフレ指標や、本邦の心もとない毎月勤労統計調査を受けて巻き戻されています。来週は直近の巻き戻しの流れが継続するのか、昨年末のような流れへ戻すのか、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、同小売売上高、日本の全国消費者物価指数(CPI)を眺めながら確かめることになりそうです。

米小売売上高を巡っては、年末商戦が後半失速しさえない結果になるのではとの観測が一部にあります。ただ、これまでも同様に米消費の減速が囁かれた局面で、底堅い消費データが示されるなど、米国の消費に対して弱気にはなり切れません。既存店の売上高が伸びなかったとしても、インターネットでの商品購入や後払いでの消費が支える可能性はあります。結果が上振れれば、インフレ再燃への警戒レベルが少し上がり、米ドルの押し上げが期待されます。

かたや本邦の物価動向は、先行して発表された12月東京都区部CPI(生鮮食料品除く)が前年比で2.1%と11月の2.3%から低下したこともあって、全国CPIも伸びが鈍化するとの見方が優位です。12月は寒気が流れ込んだ時期に大雪となった所があったものの、月平均としては寒気の影響が弱かったため、光熱費が抑えられたことで予想以上に物価の押し上げ効果が薄れた場合、円安が進む展開も考えられます。経済指標の結果次第では、米ドル/円のさらなる上昇も期待できそうです。ただし、台湾の総統選挙で中国と距離を置く頼清徳(ライチントー)氏が勝利すれば、対中関係悪化に伴う地政学リスクから市場がリスク回避に傾く危険もあるため、総統選挙の結果にも留意したいです。

米ドル/円、雲の抵抗をかわせるか注視(チャート分析)

米ドル/円は、少し歪んだ形のダブルボトムを形成して、146円半ばまで上昇し、昨年11月高値(151.910円)からの下落幅の半値戻しを達成しています。少し、早急な上昇との見方もありますが、オシレーター系指標のRSIからは相場の過熱感はまだ限定されており、148円台を目指す動きが強まっても良さそうです。ただ、146円から147円に薄いながらも日足一目の雲が広がっており、これを突破するのに手間取れば、143.587円(執筆時点)の200日線のサポート力を確認しに行きそうです。

【米ドル/円チャート 日足】

ドル円 日足チャート

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:143.500-147.500

1/15 週のイベント:

1/15(月) - 米国 大統領選挙に向けた共和党予備選(於:アイオワ州)
1/16(火) 8:50 日本 12月国内企業物価指数
1/16(火) 22:30 米国 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
1/16(火) 25:00 米国 ウォラーFRB理事、発言
1/17(水) 22:30 米国 12月小売売上高
1/17(水) 23:00 米国 バーFRB副議長、発言
1/17(水) 23:00 米国 ボウマン理事、発言
1/17(水) 23:15 米国 12月鉱工業生産
1/17(水) 24:00 米国 1月NAHB住宅市場指数
1/17(水) 28:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
1/17(水) 29:00 米国 ウィリアムズ米NY連銀総裁、発言
1/18(木) 8:50 日本 11月機械受注
1/18(木) 8:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
1/18(木) 21:30 米国 ボスティック米アトランタ連銀総裁、発言
1/18(木) 22:30 米国 12月住宅着工件数
1/18(木) 22:30 米国 12月建設許可件数
1/18(木) 22:30 米国 新規失業保険申請件数
1/18(木) 25:30 米国 ボスティック米アトランタ連銀総裁、発言
1/19(金) 8:30 日本 12月全国消費者物価指数(CPI)
1/19(金) 24:00 米国 1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
1/19(金) 27:00 米国 バーFRB副議長、発言
1/20(土) 6:15 米国 デーリー米サンフランシスコ連銀総裁、発言

一言コメント

『「投資には米ドルが必要」うそのメッセージで330万円騙し取られる』との、外国為替証拠金取引(FX)を悪用した詐欺事件が発生したようです。憤りを感じずにはいられません。FXの勧誘には金先外務員の資格が必要な上、勧誘に先だって、外務員にはその勧誘を受ける意思を確認する義務(勧誘受諾意思確認義務)が課せられています。怪しい勧誘にはくれぐれもご注意ください。

 
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