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ドル円どこまで戻る?再び円安方向に行く可能性は 2023/12/11(月)井上義教

ボラティリティが高まる気配、ロットを抑え気味にして損切り水準も若干近めに【明快!テクニカルレビュー】

動画配信期間:2023/12/11~2024/03/11

大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!

時間がない方向け「ポイント要約」ドル円トレード戦略
・個人的に対円は円安だと思っている
 →ただ戻れば戻っただけ上値が重くなるというのは想像に固くない
・対円の中でドル円が一番踏ん張っている
・レベル感で買いで入るより、戻りきらないところを売りで入る方がよさそう
・ボラティリティが高まる気配
 →ロットを抑え気味に、損切りの水準も若干近めに
・落ち着きどころを試すような動きになるか

 

目次

0:00 ドル円分析
3:13 ユーロ円分析
3:30 ポンド円分析
3:39 豪ドル円分析
4:00 対円相場分析まとめ
4:59 対ドル(ユーロ・ポンド・豪ドル)分析
6:03 トレード戦略まとめ
6:51 【PR】口座開設特別キャンペーン

要約

ドル円分析

なんと言っても先週木曜日の対円の大陰線ですね。これに尽きるというところでしょうか。

【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|ドル/円(USDJPY)|日足」はこちら

日銀の緩和をやめるという話は、私はもうかなりマーケットは織り込んでいるんじゃないかという風に思っていたんですが、実は全然織り込んでいなかったということが、この日の動きではっきりしたのかなっていう感じがします。
そして、152円の手前からダラダラと下げてきて、この日の動きについては2つ考えておかなければいけないことがあると思います。
1つは、レバレッジ25倍で高いところで買っていた人が、損切りにかかった可能性があるということ。やはり自分のポジションのコントロールをしっかりしないといけないというのが1つ。
それから、先週前半は陽線で戻してはいますが、それまでの取引価格帯のかなり下の方でぐずついている。つまり、値段が安いからと言って買ってはいけないということ。月曜安値の146.20円どころをしっかり割り込んだところを、しっかりと売れた人だけが、ゲインを取れているという感じがします。
例えば60分足を見てみると、この辺の下落をしっかり取れればという感じかなと思います。

【ドル/円(USD/JPY) 60分足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

あるいは、戻りらしい戻りがなく、戻ったら売りたいと言っても全然戻りませんので、なかなか難しいんですけど、どこかで前の足を切ったところをしっかりと叩いていくような感じでトレードするしか取れないのかなという感じですね。ただ、安いところを叩いてしまった人は、それはそれでまた結構戻してますので、結構苦しいと思います。売り方も買い方も傷ついた1日の動きだと思います。
金曜日は陽線で戻しているんですが、前日の陰線を埋めるには程遠い動き。唯一買い方を支えるのは安値を切り上げているということでしょうか。ただ、この程度の陽線ではまだまだということですので、普通に考えてまだ買い持ちで投げ切れていない人がたくさん残ってると思いますので、戻りは当然上値が重くなると思います。レベル感で買ってもいけないし、安易に戻りを売ってもいけない状況かなという風に思います。そして、中期長期の移動平均線がデッドクロスしています。

ユーロ円分析

ドル円のチャートを基準に他の対円チャートを見ていくと、ユーロ円は先週の初めからダラダラと下側に価格を変更してるということを見ても、やはりドル円よりもユーロ円の方が重症という感じがします。

【ユーロ/円(EUR/JPY) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|ユーロ/円(EURJPY)|日足」はこちら

金曜日の戻りも鈍いものに終わっているという感じ。

ポンド円分析

ポンド円も基本的にはユーロ円と同じようなチャート形成です。非常に戻りが鈍い。

【ポンド/円(GBP/JPY) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

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中期移動平均線も下向きに動きを変えてきているということですね。

豪ドル円分析

豪ドル円ですが、先週前半は先々週の安値を切ってきました。

【豪ドル/円(AUD/JPY) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|豪ドル/円(AUDJPY)|日足」はこちら

水曜日には戻しましたが、こんなに長い上ヒゲを作ってしまって、ちょっと買い方危ういなっていうところにショックがありましたので、やはりズドンと来てしまったという感じです。

対円相場分析まとめ

この後の動きですが、個人的に対円は円安だろうという風に思っているんですが、やはり戻れば戻っただけ上値が重くなるというのは想像に固くないので、少し落ち着きを見てみたい感じがします。
買い方を支える要因としては、例えば、木曜日金曜日の下ヒゲを見てみると、下値を切り上げているということ。

【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|ドル/円(USDJPY)|日足」はこちら

だからと言って買えるような状態からは遠いとは思うんですけれども、右往左往を繰り返しながらチャートの起点を作って、また緩やかに円安の方に行くのではないかなという風に個人的には思っているところです。円を買うというのは、インセンティブに乏しいのではないかというのが相場感の根拠なんですけど、ただ今はレベル感で買いで入るというよりは、しっかりと戻りきらないところを売りで入った方がトレードストラテジーとしてはいいのかなという気がします。

対ドル(ユーロ・ポンド・豪ドル)分析

ユーロドルは、対円で華々しく動いたというのもありますが、あまり動いていないように見えます。

【ユーロ/ドル(EUR/USD) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|ユーロ/ドル(EURUSD)|日足」はこちら

ところが、チャート的には短期と中期の移動平均線がデッドクロスを示したり、先週前半は陰線続きで、木曜日陽線で戻したあと、また金曜日の陰線で週間の安いところで引けているということを考えると、多少ヒゲを引いてはいますが若干下側かなっていう感じがします。金利の動きからは少し乖離しつつはあるんですけれども、アメリカの金利が上がったということでドルが買われたと考えるのか、あるいはアメリカの金利が下がっても上がってもあまり金利の動きに関係なく、若干チャート的にはドル買いの方に動きやすいんじゃないかなという気がします。

ポンドドルのチャートを見ても同じような状況だと思います。

【ポンド/ドル(GBP/USD) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|ポンド/ドル(GBPUSD)|日足」はこちら

豪ドル米ドルも高い位置を保っているというのはありますが、先週金曜日は陰線ということですので、若干ドル高の方に向かいやすいのかなと思います。

【豪ドル/米ドル(AUD/USD) 日足チャート】※2023年12月10日22:00頃

最新の為替チャート|豪ドル/米ドル(AUDUSD)|日足」はこちら

トレード戦略まとめ

対円の中ではドル円が一番踏ん張っているように見えるという感じかもしれません。ボラティリティが高まる気配がムンムンとしていますので、ロットを抑え気味にして、損切りの水準も若干近めに設定された方がいいかもしれません。下がってきたところを買ったり、上がったところ売ったりするのではなく、動いてる向きに成行でトレードした方が結果的には傷も深いのではないかという風な気がします。全体的にチャートが崩れてしまいましたので、少し落ち着きどころを試すような感じの動きになるのではないかなという風に思います。

「FX ウィークリーテクニカルレポート」
https://www.gaitame.com/media/entry/2023/12/11/072035

 
井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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