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ドル/円、朝から150円台…米10月小売売上高が新たなトレンドを生むか(NY市場の見通し)2023/11/15

ドル/円、朝から150円台…米10月小売売上高が新たなトレンドを生むか

東京市場のドル/円は、小高い展開。5・10日の仲値公示にかけてドル買いが先行すると、日本株高を意識した円売りも相まって一時150.79円前後まで強含みました。しかし、欧州市場に入ると150.70円台の上値の重さを確認した後に失速。円買いが強まると150.33円前後まで押し戻されました。

今夜は、米10月小売売上高に注目が集まっています。市場では前月比-0.3%、自動車を除いた前月比は-0.2%と前回(+0.7%、+0.6%)から伸びが低下すると予想されています。米国では昨日の10月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したことで来年5月にも利下げが始まるとの見方が浮上しています。米10月小売売上高も市場予想を下回るようだと利下げ観測が強まる可能性があるでしょう。もっとも、米金利先物市場はすでに来年3-4回の利下げを織り込んでいます。このため米10月小売売上高が予想ほど減少しなければ利下げ観測が後退することも考えられます。

前日に大幅下落したことで、151円台後半を上値にダブルトップの形成に向かっています。下値を10・20日線が支えていますが、150円を割り込むと売り圧力が強まりそうです。149.00円前後を下抜けるようだと短期的には下落優位な状況に変わる可能性もありますので注視しましょう。なお、151円台へ反発した場合は再び上値を試す展開になる可能性が考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

11/15(水)
20:00 南ア9月小売売上高
22:30☆米10月小売売上高
22:30  米10月生産者物価指数
22:30 米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:30 バーFRB副議長講演
24:00 米9月企業在庫
24:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 ハスケル英MPC委員講演
29:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
----- 米中首脳会談

11/16(木)
08:50 日本10月貿易収支
09:30☆豪10月新規雇用者数
09:30☆豪10月失業率

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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