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ドル/円 先だし!午前の為替予想 2023/3/15


午前の為替予想は… ドル円、リスク回避後退で反発 米CPIに続きPPIに注目

作成日時 :2023年3月15日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

133.000-135.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻をきっかけに市場に広がったリスク回避ムードが後退する中、134円台へと反発。不安定に上下しつつも133.00円台から下値を切り上げる展開となり、インフレの根強さが示された米2月消費者物価指数(CPI)の発表後には134.90円前後まで上昇した。SVBの破綻が世界的な金融システム不安につながるとの過度な懸念が和らいだことで欧米市場では株価が反発し、長期金利も上昇。なお、米2月CPIは総合、コアともに前月から伸びが鈍化したものの、それぞれ前年比+6.0%、+5.5%と予想通りに高止まりした。これを受けて来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)における利上げ期待はいくぶん上昇したが、金利先物市場は依然として利上げ見送り(金利据え置き)を30%程度織り込んでいる

そうした中、本日は米2月生産者物価指数(PPI)が発表される。SVB問題に絡む悪材料が出ないことが前提条件となるが、PPIがインフレ高止まりを示せば利上げの再織り込みが進みそうだ。米2月PPIの市場予想は前年比+5.4%(前回+6.0%)、コア指数も+5.2%と(前回+5.4%)といずれも前月から鈍化すると予想されている。ドル/円は、本日も米長期金利の動きを睨んだ展開となろう。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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