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ドル/円3分早わかり「ドル円相場は曇天 物価上昇は沈静化-米国11月個人消費支出・デフレーター」2022年12月23日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

ドル円相場は曇天 物価上昇は沈静化-米国11月個人消費支出・デフレーター

動画要旨

米国11月個人消費支出・デフレーター

12月23日、22時30分に米国の11月個人消費支出、PCEデフレーターが発表されます。米商務省が発表するデータで、消費者が購入する商品・サービス全般の価格変化を示し、FRBが金融政策を決定する上で重視する指標です。FRBは、コアPCEデフレーターの上昇率を前年比2%に引き下げることを目指しています。

米国11月個人消費支出・デフレーターを見る上でのポイントは3つ

米国11月個人消費支出・デフレーターのポイント

1つ目は、10月の個人消費支出デフレーターは総合が前月比0.3%増、変動幅が大きいエネルギー・食品を除くコアも前月比で0.2%増とインフレピークアウト観測を高めました。

2つ目は、財・サービスに関係なく全般的に物価上昇が抑制されつつあることが示されましたが、フードサービスなどが大きく上昇するなど、まだら模様のところもあります。レジャー・宿泊など、コロナ前のレベルまで労働者数が回復していない産業では、労働需給のひっ迫解消が遅れ、人件費上昇へつながっている様子です。

3つ目は、クリーブランド連銀と労働統計局が開発した、最近入居した借り手の賃貸契約だけを基にした家賃指数は急速に減速しています。しかも、これ以前に借りていた全ての賃貸契約を基にした指数の伸びよりも、鈍化ペースが速く賃貸市場が足許、急速に緩み始めている様子を示しています。

住居費がかなりのウェートを占める消費者物価統計にも今後、反映してくると見られ、物価押し上げ圧力の緩和が期待されます。

結果とドル/円の反応

米国11月個人消費支出・デフレーター

米国11月個人消費支出・デフレーターの結果と反応
TEAMハロンズとしては、財への需要鈍化がそろそろサービス分野にも波及してくるとの思いから、③をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2022年12月22日
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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FMI

 
Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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