この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円調整地合い、ＦＲＢの方針転換を後押し？－米国10月個人消費支出デフレーター
動画要旨
米国10月個人消費支出デフレーター
12月1日、22時30分に米国の10月個人消費支出デフレーターが発表されます。
米商務省が発表するデータで、消費者が購入する商品、サービス全般の価格変化を示す指標で、消費段階での物価上昇圧力を測る尺度として用いられます。FRBが金融政策を決定する上で重視している指標で、現在のFRBは、コアＰＣＥデフレーターの上昇率を前年比2％へ近づけることを目指しています。
米国10月個人消費支出デフレーターを見る上でのポイントは3つ
1つ目は、9月の個人消費支出デフレーターは総合が前月比0.3％と、8月と同じ伸びを示しました。インフレは落ち着きつつある様子です。
2つ目は、供給網の改善や、エネルギー価格の下落で財の価格上昇が落ち着いたことが、全体的なインフレ圧力の緩和につながっています。
3つ目は、サービス分野は、家賃光熱費の上昇傾向が継続しているほか、旅行シーズンで航空運賃の伸びが目立つなど、全体的にインフレは高止まりの様相で、十分に価格転嫁でしきれていない部分があるようです。
結果とドル/円の反応
米国10月個人消費支出デフレーター
TEAMハロンズとしては、サービス分野におけるインフレ圧力の底堅さは感じられるものの、需要鈍化から財へのインフレ圧力の後退がより働くと考えるため、③をメインシナリオと考えています。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」（動画）、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X（Twitter）アカウントTEAMハロンズ（＠TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21：00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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