読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX/為替予想「ドル/円はピークを見たか?今年のドル高相場は終了?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

f:id:gaitamesk:20190819120311p:plain

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2022年10月26日16時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

 

先週の金曜日、WSJのニック記者の記事からマーケットが大きく変わりました。
内容としては12月のFOMCにて、利上げペースを減速させるかどうかについての記事です。
参考:https://jp.wsj.com/articles/fed-set-to-raise-rates-by-0-75-point-and-debate-size-of-future-hikes-11666398644

コンセンサスでは11月と12月のFOMCでも利上げが0.75%だったのですが、12月のFOMCにて、0.75%未満の利上げ、つまり0.50%に減速が意識されるような内容でした。
ニック記者の記事や発言は、FRBの代弁役として市場に認知されており、ほとんど彼が言った通りの金融政策にまとまることから、マーケットからの信頼性は厚いです。
よって、FRBのタカ派姿勢が少々軟化傾向にあることが読み取れる訳です。

今回の報道より、ドル/円をはじめ、ドルストレートでドルは下落しました。株高、暗号資産高、債券高とリスクオン資産の買い戻しが活発化した今週前半でした。

目次

▼ドル/円、今年の高値を見たか?
▼ドル売り相場で強そうなポンド

ドル/円、今年の高値を見たか?

USD/JPY 日足
出所:TradingView

ドル円/日足チャート分析から入ります。 152円付近まで上昇し、その後、為替介入が入り乱高下相場がつづきました。
トレンドラインまではまだ距離がありますが、少し調整を意識しても良い頃合いかもしれません。
テレビ番組では、街中の換金所で日本円をドルに換金する行列でいっぱい、換金所のドル紙幣の在庫切れが続出しているようで、こう言った報道が目立ってきました。
2011年、ゴールドが史上最高値の頃、街の至る所に金の買取所が増え、換金報道が増えました。
この時に非常に似ています。
テレビ報道の指標は、最も的中率が高い逆指標の一つのため、今回のドル/円高値がピーク、ないしはダブルトップからの反落がせいぜい良いところではないかと感じます。
話は、チャートに戻しますが、RCI26(水色)はすでにダイバージェンス発生をさせており、RCI52(橙)は+90ラインを超えて何日も経過しておりましたが、先端が反落方向へ現在は向かい始めており、+90ライン(点線)を割り込みそうです。
+80ライン(点線)を割り込みますと、下落が加速しやすいのがRCIの特徴の一つでして、この動きは間も無く数日以内に起こりそうです。
金曜日は日銀の金融政策決定会合がありますが、政策の変更を匂わす発言などがあれば、円高に大きく傾くかもしれません。
またはコンセンサス通り、何も変更がなく、黒田総裁もいつものトーンで、金融緩和継続という言葉を発した場合でもドル/円の上値が限定的の場合、やはり材料出し尽くしとなります。
ドル/円の押し目買いは停止し、下落方向にかけたトレードを今週後半も実施予定で考えております。

ドル売り相場で強そうなポンド

GBP/USD 日足
出所:TradingView

ポンド/ドルの日足チャートです。
ボトム圏でアセンディングトライアングルの形状をしております。
個人的には買いトレードを開始したので上昇目線のレビューになります。
レジスタンスラインは1.1500になりますゆえ、ここを突破しますと、1.17ミドル、最終的には1.20方向に進むと予想しております。
またRCIも4本とも上方向であり、RCI52は-80ラインを超えはじめております。
ここから上昇に弾みがつきやすい位置にいる訳です。

英国の政治状況ですが、スナク新首相は財政の立て直し、及び組閣人事も自分の支持者以外のメンバーも優秀な人物を起用するという方針を掲げているようで、英国が健全な方向に進むならば出し惜しみをしなさそうな人物です。
トラス前首相との候補者争いの際、財政出動に反対をしていたスナクさんですから、まさにスナクさんの言った通りの展開となったため、今回の支持者が急増したものと見られます。

これらの施策を発表する前段階でポンド高に向かうと考えられますし、売られすぎたポンド価格の是正が起こると考えます。
ポンド/ドル上昇に妙味がありそうではないでしょうか?
ファンダメンタルズ的にも、テクニカル的にも条件が整いつつあります。
11月はポンド相場に注目をしております。

【ひろぴー氏出演動画】

【PR】昨今の為替のニュースでFXに興味を持った方におすすめ!初心者向けセミナーを開催予定!


【インタビュー】

f:id:gaitamesk:20191224173146p:plain
「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

f:id:gaitamesk:20191224173226p:plain

「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

f:id:gaitamesk:20191224173242p:plain

「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


「外為注文情報」はこちら

ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。