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オージー/円 独歩高となるか・・・


今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  オージー/円 独歩高となるか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は2円を下回っていて大きな動きを見せているわけではありませんが、他の対円の通貨ペアと動きを異にし、月曜日に出現した陽線を木曜日に上方へブレイクアウト、金曜日も連続陽線で上値追いの動きを見せていて、非常に強い形状で越週となっています。
移動平均線は、3本とも上昇しました。短期・中期の移動平均線がゴールデンクロスを形成し、実体線は3本の移動平均線の上方に位置していますので、形状としては非常に強いものと言えそうです。MACDもシグナル線が下落する一方でMACD線が上昇、ゴールデンクロスを形成していて、売り方の買い戻しを促す展開になっています。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。チャート的には売りを選択するポイントは見られず、7月下旬の取引価格帯を超えてくると次は6月上旬の取引価格帯がターゲットになってきそうです。他の対円の通貨ペアが円高へ向かう影響を受けたとしても、オージー円はそれほど大きな下落に見舞われる可能性は高くないような気がします。95円台の後半を目指して、とりあえず目先は堅調な値動きを予想します。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 上も下も堅さを感じるが・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週初は値を保っていましたが水曜日の陰線で下値不安が勃発、木曜日は水曜日の安値を下回るタイミングもありましたが、何とか戻して事なきを得、金曜日も小陽線で高く引けていますので、とりあえず底割れ懸念は払拭できているように思います。ただし、水曜日の陰線の効果が今なお残っていて、今後の上値の重さが懸念される印象は否めません。
今週は、少し様子を見るのが賢明ではないでしょうか。上は先週水曜日の陰線が重石になりますし、下は下で先週水曜日・木曜日の下ヒゲが支えになり、上下ともとりあえず重くなる見方が支持されるような気がします。中期・長期の移動平均線の間隔が狭まってきていて、これはボラティリティの低下に寄与するイメージがあります。無理なポジショニングは禁物かもしれません。

■ ユーロ/円 上値の重い展開か・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週央にかけて値を戻しましたが水曜日の陰線で雰囲気は暗転、木曜日は陽線で少しだけ戻しましたが金曜日は上ヒゲを伴って安く引けてしまい、やや下値不安の大きな形での越週となっています。水曜日の陰線の効果が残っている雰囲気ですので、買い方は少し不安な週末を迎えたかもしれません。
今週は、やや売り先行スタンスで臨みたいところです。中期の移動平均線が下向き推移を継続し、実体線が中期の移動平均線を越えられない状態が続くようだと、長期の移動平均線までも下向きに舵取りを変えることが予想され、上値の重さが一層目立つ形になることが予想されます。先週水曜日の陰線と先週金曜日の陰線の組み合わせが買い方にとって重くのしかかる状況となると、時間の経過は買い方にやや不利に働くような気がします。

■ ポンド/円 これで買われたら驚く・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週初の月曜日・火曜日こそわずかに小陽線で値を保っていましたが、水曜日以降は陰線が続けて出現し、買い方は戻り売りに徹するより選択がない状況に陥ってしまいました。値幅的には大きな下落とはなっていませんが、終値が少しずつ下落している状況を考えると、買い方の苦しいポジションがチャートに見え隠れしていると言ってもよい状況だと思います。
今週は、やや売り先行スタンスで臨みたいところです。先週後半の動きを見ている限り、チャート的には買いを選択する余地は全くなく、一方で先週水曜日・木曜日の下ヒゲを攻め立てるような展開が続くと、買い方の投げが持ち込まれる可能性が高いのではないでしょうか。大きな反発があれば展開は変わると思いますが、やや下値不安の強い展開を想定しておくのが妥当のような気がします。

■ ユーロ/ドル 戻りには限界があると思うが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。週初からジリジリと値を戻す展開が続き、水曜日の陽線の出現で7月上旬以降の取引レンジを上方にブレイク、木曜日も小陽線で上値追いの動きを見せたことからやや強い展開を予想しましたが、金曜日の陰線の出現で買い方は一旦撤退する形となっています。水曜日の上ヒゲも目立ちますが、水曜日以降は上値を切り下げている点も買い方にとっては不安材料になったのかもしれません。
今週は、少し様子を見るよりなさそうです。先週前半のような動きを見せつけられると戻り歩調に拍車がかかるイメージも湧いてくるのですが、先週金曜日の陰線の出現でそれもいったんリセット、出発点に出戻りという感じがしますし、かと言って実体線がこんなに高い位置にいては、いきなりこれで売りましょう、というわけにもいきません。スタンスを広く取って、先週の安値を切ってきたら売り参戦くらいのイメージでよいと思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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