FX/為替予想「100円の大台を回復できるか? カナダの雇用統計と政策金利発表が焦点」注目の高金利通貨 カナダドル/円 4月6日号

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執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也

カナダドル/円(4時間足)

CAD/JPY 4時間足
※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・反動安は97円台で止まる
・期初の円売り観測
・原油高でカナダドル買い
・日銀の緩和維持姿勢で円売り

足元のカナダドル/円は6年9カ月ぶり高値から反落

3月に約7年ぶりの100円台を付けた反動から、31日には97.05円前後まで調整しましたがその後は復調気配です。
日本の下半期入りで新規投資と見られる円売り・外貨買いが観測された他、ウクライナ情勢を巡る懸念で原油価格が上昇した事からカナダドル高・円安が進みました。
カナダドル/円は1日に98円台を回復。
5日には日銀の金融緩和維持を見越した円売りも相まって99円台を回復するなど順調に戻り歩調を保っています。
6日の東京市場では、100円台を付けた3月28日以来となる99.30円台を一時回復しました。

注目ポイントは雇用統計と政策金利

8日にカナダ3月雇用統計の発表が予定されており、週明け13日にはカナダ中銀の政策金利発表が行われる予定です。
雇用統計については、失業率が過去最低の5.4%に並ぶと予想されています。
そうした中、カナダ中銀は政策金利を50bp(0.50%ポイント)引き上げて1.00%にする見通しです。
予想外に雇用統計が軟調だった場合や、カナダ中銀の利上げが25bp(0.25%ポイント)にとどまった場合はカナダドルが反落すると見られますが、日銀との政策スタンス格差を考えるとカナダドルの下落余地は小さいと考えられます。
堅調な雇用統計と中銀のタカ派姿勢が改めて示されれば、カナダドル/円は100円台を回復する公算が高まるでしょう

来週までのカナダドル/円の見通し

予想レンジ
97.250~101.750円
基調
堅調維持

来週までの注目ポイント

☆4/8 カナダ3月雇用統計
☆4/13 カナダ中銀政策金利
・主要国株価、国際商品価格

「為替チャート|カナダドル/円(CADJPY)|60分足」はこちら

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f:id:gaitamesk:20191106165135p:plain 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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