目次
▼20日(金)の為替相場
(1):日本CPI 12カ月連続マイナス
(2):アジア株全面安、豪ドル下落
(3):英小売売上高、大幅減少
20日(金)の為替相場
期間:20日(金)午前6時10分~21日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):日本CPI 12カ月連続マイナス
日本7月消費者物価指数・除生鮮食品は前年比-0.2%(予想-0.4%)であった。算出方法の見直しで、過去にさかのぼり指数が改定された事から12カ月連続での下落となった。
(2):アジア株全面安、豪ドル下落
豪州最大都市シドニーで、新型コロナ・デルタ変異株の感染状況悪化によるロックダウン(都市封鎖)が少なくとも9月末まで延長される事になった。感染が最も深刻なシドニー西部の地域には夜間外出禁止令も発令される。日本を含むアジアの株価が軒並み値下がりした事もあって豪ドルは売りが優勢となった。
(3):英小売売上高、大幅減少
英7月小売売上高は前月比-2.5%と、市場予想(+0.2%)に反して大幅に減少。自動車燃料を除いた売上高も前月比-2.4%(予想+0.1%)であった。これを受けてポンドは売りが優勢となったが下落幅は小さかった。
20日(金)の株・債券・商品市場
外為注文情報
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本日の見通し
ドル/円の見通し:ドル買い・円買い
20日のドル/円は109円台後半でのもみ合いが続き、ほぼ横ばいの109.79円前後で1週間の取引を終えた。22日に行われた横浜市長選では菅首相が全面支援した候補が大敗。自民党総裁選や衆院選を秋に控える中、政権へのダメージは小さくないとの見方が大勢だ。安倍前首相の経済政策「アベノミクス」を継承した菅首相の求心力低下は、日本株の下落と円の上昇に繋がりやすい。
他方、世界的に新型コロナウイルス・デルタ変異株の感染が拡大する中、グローバル経済の回復鈍化が懸念されており、ドルにも逃避買い需要が集まりやすい地合いとなっている。ドル買いと円買いの綱引きによって、ドル/円は本日も方向感が出にくい相場展開となりそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
特になし
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