「デルタ株や変異株が世界的に拡大開始?リスクオフ相場に再度警戒を!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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先週から金融市場が不安定な値動きを始めております。
アフガニスタン情勢もそうですが、米国や中国の経済指標悪化、それに加えてデルタ株が徐々に感染範囲拡大をはじめているように感じます。

例えば、英国は1カ月前にロックダウンの解除をしましたが、やはり感染の再拡大が少しずつ見えてきております。成人の2/3以上が2回目の接種を終えている国にも関わらずです。
米国も同じく、ワクチン接種先進国ですが、感染者は拡大を始めており、ここ数日では今年の感染者のピークを超え始めているのが現状です。

ただし、一つ言えることは、感染者が拡大しているのにも関わらず、死亡者は大幅な上昇傾向にない、ということです。病床の使用率の問題もありますが、死者の数は劇的に改善されておりますので中長期的には個人的にも楽観視しております。

しかしながら、やはりそれでも感染者拡大には各国政府はデリケートになってきております。
8月下旬相場というのは、ここ数年、フラッシュ・クラッシュやチャイナ・ショックといった苦い思い出もありますし、リスクオフに少々警戒したほうが良いように考え始めました

目次

▼オセアニアを狙え!
▼日足の戻りは80円手前から
▼RBNZ利上げ見送り!

オセアニアを狙え!豪ドル/円 週足チャート

新型コロナ感染拡大からくるリスクオフ相場に対応するならば、やはりオセアニア売りでしょうか
今週から豪ドルとNZ売りのトレードを狙っていこうと思います
豪ドル円 日足
まずは豪ドル/円 週足です。
昨年のコロナショックから大きく上昇を演じましたが、TOPアウトを始めたようです。
現在はフィボナッチに23.6%押しの水準まで下落を始めており、週足レベルでの調整が始まったように感じます。RCI52も+80ラインを割り込み始めており、RCI26はマイナス圏に落ち込みました。ですので、上昇トレンドには一服でしょう。

週足レベルの調整相場は日足や時間足で順張りトレードがよくワークするフェーズですので、ショート戦略を立てていきたいと思います。

豪ドル/円 日足の戻りは80円手前から

豪ドル円 日足

豪ドル/円 日足に時間軸を落とします。
戻り売りは日足レベルで79.83に引けるレジスタンスラインでしょうか
個人的には79.80円から売り指値注文をセットしていきたいイメージです。
過去の月足アノマリーでは、豪ドル/円の8月の陰線確率も高いですし(70%以上が陰線です。ちなみに今年の月足の始値は約80.50円台)、ここにきてリスクオフ材料ですから、売りやすいのではないでしょうか。

ターゲットはピンクのサポートライン、77円付近を目標にスイングトレードを開始してみたいと思います
ストップは、月足が陽線になってしまう、80.60円にしておきましょうか(笑)

オーストラリアは新型コロナの感染者数が過去最大近くにまで上昇をしてきております。ロックダウンをしているのにも関わらず、感染者拡大が止まらない状況になっており、シドニーは8月28日まで、メルボルンは8月19日までロックダウン延長のアナウンスがありました。しかしながら直近の新規感染者数を見ていると、さらに延長される可能性は高いでしょう。
よって、中国経済の鈍化、中国と豪州の関係悪化含めて、オーストラリアにとってはネガティブ材料ばかりのため、豪ドルロングトレードはとてもできません。
しばらく、ショートトレードを狙っていこうと考えます。

新規感染者数と死亡者数

※参考:オーストラリアのコロナ感染者推移グラフ 8月17日現在では、新たな感染者482人となっており、昨年8月のピークであった600人に迫る勢い。

RBNZ利上げ見送り! NZドル/米ドル 週足チャート

NZD/USD 週足

続いて、お隣の国、ニュージーランドも見ておきましょう。
本日発表されたRBNZの政策金利ですが、利上げ見送りとなりました。つい先日には、利上げ織り込み度120%近くだったため、市場予想に不意打ちする格好となりました。
やはり昨日のデルタ株感染者がオークランドで初確認ということで、3日間のロックダウンを即開始となったことの影響を受けているのでしょう。
その後、声明では2021年末の政策金利予想は+0.6%と利上げ1回を織り込んだ程度でした。
これを受けて、NZは急落後急騰しましたが、されど1回です。すでに利上げ1回はおおよそ織り込まれていたと考えると、上値の余地は限定的でしょう。
それよりもオーストラリア経済や中国経済の鈍化からくるニュージーランド経済の悪化のほうが重しになると考えます。
ニュージーランドの貿易相手国は中国とオーストラリアで40%前後を占めております。

この2カ国にNZ経済は当然依存しておりますから、徐々に影響を受けてくると考えます。
ニュージーランドも同じく売りトレードを狙ってスイングしたいと考えます。
個人的には現状レベルから成行エントリーで数週間狙ったトレードを敢行予定です。

警戒してはいたものの、デルタ株の世界的蔓延はちょっと厄介になりそうです。
年末には結局リスクオン相場だったというイメージはまだありますが、短期的に向こう数週間でショートトレードがワークするだろうと個人的には判断しました。オセアニア売りトレードを開始してみたいと思います。

 


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
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・その失敗が糧となる!?
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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。Twitterのフォロワーは2万人程。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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