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「ニュージーランドは早期利上げ観測!23日でテーパリング終了!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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本日(7月14日)11時にNZ中銀(RBNZ)政策金利発表がありましたが、テーパリング開始どころか、一度に終了するようです。
※テーパリング:各国中央銀行が実施している量的緩和の緩和規模を縮小していく行為。

ニュージーランドの資産購入プログラム(LSAP)は、1000億NZドルの買入れを進めていたのですが(日本円で8兆円弱)、これを7月23日金曜日時点で終了すると発表されました。 カナダ中銀やオーストラリア中銀は、週ごとの減額に踏み切り、テーパリング開始となっておりましたが、ニュージーランドは買入れを取りやめ、いきなりテーパリング終了のようです。

各国の中銀総裁もインフレ数値には懸念を示しつつも、緩和スタンスを貫き、じっくりとテーパリングの準備を進めておりましたが、ここへ来て、主要国の中で最もタカ派になったと言えるでしょう

これを受けてNZドルは上昇。 今週のコラムに限っては、後出してなってしまうのですが、昨日からNZD/USDロングを始めております。 押し目も拾っていけそうですので、本日はNZドルチャート分析から入ります。

目次

▼0.6950サポートの下にはストップがいない?
▼ポンド/米ドル4時間足

0.6950サポートの下にはストップがいない?

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NZドル/米ドル(NZD/USD)日足チャートです。以下の解説は、わたしのポジショントークも含まれるので予めご了承ください。

わたしが意識していたのは、0.6950サポートラインを何度が日足レベルで抜けていたのにも関わらず、反発する強さです。 昨日は、米国CPIがとんでもなく高い数字が出て、誰もがさすがにドル高だろう、と考えていたと思います。 しかしながら、直近安値を割り込んだのにも関わらず、NZドルは反発しました。

その詳細はNZドル/米ドル(NZD/USD)の4時間足で分析します。

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昨晩の安値は0.6917付近です。直近安値を割り込み、米国のCPIが予想を大幅に上回る好結果だったのにも関わらず、です。 おそらく、すでに下にストップがいなかったのでしょう。 0.6950を何度も割り込んでいたため、布石が打てていたと考えます。 これを狙って、0.6900割れにストップを置いてロングトレードを開始。 すでに0.6950〜0.6980ゾーンでポジションを作っていたのですが、現在は少し含み益が出てきた状態です。 昨日の安値ダマし割れは反発の合図だと考えます。 雑ですが、下降トレンドラインを引きました。再度上方向に向かって反発していくイメージをもっており、目先のターゲットは0.71のレジスタンスラインです。 ストップは、0.6917割れに設定(直近安値の下)リスク・リワードを考慮して押し目買いでしょうか?0.6980-0.6999ゾーンで成行き買いを狙いたいイメージをもっております。

また今週金曜日のNZは4-6月期のCPI発表があります。 本日の声明文には、第2四半期と第3四半期の一時的な上振れについて触れられておりましたが、もしかしたら、中銀はその結果を把握しており、地ならしの一言なのかもしれません。

ニュージーランドのCPI市場予想は+2.7%(前年同月比)ですが、米国のように大幅に振れるかも含めて注目でしょう。

ポンド/米ドル4時間足

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もう一つはポンド/米ドル(GBP/USD)です。 下落はしているものの、下落しきっているイメージではありません。 直近1.3800にサポートラインが引けて、ドル買いもおおよそ織り込まれすぎているので、NZD/USDのようになっていくと考えます。

ドル売り方向でポンド/米ドルをロングしたいと思います。 値動きのイメージは、矢印で記載された格好です。 RCI的には今は26と52が下向きに推移しておりますので、直ちに、上方向というわけではないと思います。一旦のレンジを作って、再度上昇イメージで考えます。 本日は英国のCPIがありますが、上振れした場合、昨日の価格まで戻ると思います。米CPIの結果と相殺でしょうか。

先月も先々月も米CPIの好結果発表後、ドル売りで反応していることから、今回も一時的な反応だと考えて、あえてドルストレートベースで、NZドル買いとポンド買いを狙いました。 ご参考まで。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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