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「インフレは加速するのか!?明日の米CPIに注目!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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水星逆行期間、ちょっと退屈でよくわからない相場が続いておりますが、明日、注目の米・CPIが発表されます。 事前予想は前年同月比+4.7%とかなり驚異的な数字です。 CPIの元データをチャート上に表した図をご紹介します。

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出所:Trading View

丸で囲った箇所が、2020年5月です。 昨年の中で最もインフレ率が凹んだ月との比較のため、今回の発表は最も乖離が出る可能性がありますので、注目でしょう。 市場予想通り、+4.7%前後となれば、このインフレ数値は、水平線を引いた267.92付近まで上昇することとなりそうです。

米国の物価は昨年と比較して全体的に5%も上昇したことになりますから、米国民はこの昇給速度を上回らない限り、生活が少しずつ苦しくなってくるサイクルです。 一時的なものであれば、大した問題ではないのですが、これが長引くと徐々に家計にもジャブが効いてきます。ですので、FRBがインフレ退治に動き出すタイミングを模索するフェーズ=ドル高、クロス円高が意識されてくるように考えます。

引き続き、米CPIは雇用統計以上に注目だと個人的には考えます。

目次

▼先週に続き、NZDJPY分析
▼ストップは目先置くものの、すぐに再エントリーできる体制を
▼ポンド円も継続ロング!

先週に続き、NZDJPY(NZドル/円)分析

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NZDJPY(NZドル/円)の日足です。

RBNZの声明で上昇しておりましたが、残念ながら時間をかけて元の価格まで戻ってきてしまいました。 僕も少し含み損を抱えながら様子見する苦しい展開です。

現在、トレンドラインにタッチしており、ここから反発して上昇トレンドに回帰するかが注目になりそうです。 ただ、RCI的にはちょっとネガティブな形状をしておりまして、RCI52が+80ラインを割り込み、RCI26が0.00ラインを割り込んで来ると、下落トレンドが加速する合図となります。 まだ数日その時間差があるのですが、金曜あたりからこの水準で位置しているなら注意が必要そうです。

4時間足で週後半の立ち回りについて考察してみます。

ストップは目先置くものの、すぐに再エントリーできる体制を

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4時間足です、トレンドライン部分を拡大したチャートになります。 4時間足のRCIは日足と比較しますと、逆に良好です。 RCI52が-80ラインから浮上しようというタイミングで、且つRCI26が0.00ラインから上抜けしようとしているため、日足とは真逆の形状になります。

まずはこの4時間足のトレンドライン反発に期待してロング継続、ないしは追加を入れてエントリーも十分ありだと考えます。 78.50円の直近安値を再びトライし割り込めば、一度撤退でしょうか? その場合は再度78.00円付近に引けるサポートラインがありますから、この手前から再エントリーを予想します。 いずれにしてもブル目線は変えません

小刻みに立ち回るならこの方法で今週後半を乗り越えたいと思います。

ポンド/円も継続ロング!

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もう一つは先週と同じくポンド円です。 直近154.55円付近を安値に、小さなダブルボトムを形成するような形をしております。

目先目標は変わらず156円乗せ、先週のコラムでご紹介したように、月足のネックライン156.50-70付近を上抜けて大きくトレンド転換に期待したロングポジションを継続したいと考えております。

明日の米・CPIが好結果ならば、コロナワクチン先進国である英国も同じように連れ高になる可能性があります。似たような比率で英国もインフレ率が高まっているため、やはりインフレを意識したトレードにならざるを得ないでしょう。

英国は米国以上にインフレ体質の国ですから、上昇が始まれば、加速するスピードはかなりのものだと思います。(原油価格にもある程度の影響を受けやすい通貨です。) それに期待した月足トレードになります。

先週と目線は変わらず、横ばい相場ですが、ポンドとNZドルロング継続目線で堅持したいと思います。

【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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