昨日、英国の住宅指標が発表されました。 あまり聞き慣れないかも知れませんが、英・ネーションワイド住宅価格指数です。
https://www.nationwide.co.uk/-/media/MainSite/documents/about/house-price-index/2021/May_2021.pdf
こちらの統計では、前年同月比にて、10.9%の上昇となっているとのこと。 しかしながら、直近前月比での伸びが顕著でして、先々月は+2.3%、先月は+1.8%と急激な加速とのことです。 需要が供給を大幅に上回っているそうで、売りに出回っている住宅件数が通常の3割程度とのこと。 コロナ経済で郊外に住宅を求める人々が増えたことがきっかけだそうで、それがこの住宅価格高騰相場に発展しているように感じされます。 英国はインフレ体質な国なので、こういった上昇が始まるとブレーキをかけるのが少々難しいかもしれません。
北海ブレント価格も上昇しており、原油も高値を更新してきております。 こちらも英国にとっては、インフレ要素の一つでしょう。
昨日、BOE副総裁のラムズデンさんも、住宅価格上昇がインフレリスクとして最も重要という発言をされておりました。 このネーションワイドの指標を事前に把握されていての発言だったのかもしれません。 条件が整ってきたので、これは156.60円のレジスタンスラインを超えて、長期トレンド転換強気予想をはじめたいと思います。
目次
▼今一度、ポンド/円の月足をチェック!
▼ポンド/円、もう一つの押し目は153円台ミドルか?
▼NZドル/円も引き続き上昇目線は変わらず
今一度、ポンド/円の月足をチェック!
さて、以前、こちらの月足チャートはご紹介しておりましたが、先日、156円まで上昇し、昨晩に154.80円のサポートラインまで下落をしておりました。 155円の指値がヒットしまして、これからしばらくスイングトレードを再開しようという試みです。(完全ポジショントークなので、ご了承ください)
ひとまず、156.60円に引けるレジスタンスライン、こちらは3年前につけていた高値に接近中となります。一度タッチしたら再び叩き落とされるかも知れませんが、その押し目はさらに追加の買い場だと考えます。 このブレイクまでの最中にもう一発押し目買いを狙う予定です。 ターゲットは、プライスの節目である160円を最低目標に、次のレジスタンスラインである163.90円でしょうか?
とりあえず、この2つのターゲットプライスを目標に数週間レベルのスイングトレードを始めたいと思いました。
ポンド/円、もう一つの押し目は153円台ミドルか?
日足に落とします。次の追加の押し目買いと、損切り位置を考察します。 押し目を拾えるならば、153.50円と152.40円でしょうか?
正直、ここまでの押し目は作らないと予想はしておりますが、資金管理は念の為、怠らないように、追加153.60円で指値注文をセットしております。 仮に153円を割り込む展開があれば、一度損切りを。そして、152.40~50ゾーンで再度入り直すイメージをもって、トレードしたいと思います。 いずれにしても中期的には強い上昇トレンド発生確率は比較的高いと考えておりますので、強気でいきます。
英国のコロナワクチン接種率はついに97%を超えました。海外旅行を解禁し、6月19日から長らく強いていたロックダウンが解除されます。 他国よりも非常に厳しい措置を取っていた英国ですから、その後の消費爆発は大きなものとなるように予想されます。 英国通貨高の条件は揃っているのではないでしょうか。
NZドル/円も引き続き上昇目線は変わらず
こちらは先日のコラム通りですが、NZドル/円の買いも継続中です。 結局、丸で囲った箇所が、RBNZ政策金利発表後のチャートですが、1週間経過してもその水準に一度も戻ることなく、高値圏でのキープが続いております。
売りがないのでしょう。高値圏での停滞は再度、上値をトライしやすい形状となります。 先週は80円台にまで乗せる瞬間がありましたが、今週中に再び80円台に乗せることを予想してロングポジションをキープしたいと思います。
直近サポートラインを少し割れたことも今となっては好ポイントです。 ダマシとなりましたので、ショートポジションは捕まり始めるでしょう。 このまま一直線に緑のレジスタンスラインを突破すれば、尚更ショートポジションが捕まり、ショートカバー合戦もはじまりそうですから、そうなりますと80円台に乗せ始めると思います。
再び高値更新相場に期待したロングトレードキープで、今週後半はポンドとNZドル買い戦略でいきたいと思います。
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<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
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FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。