目次
▼16日(金)の為替相場
(1):中国1-3月期GDP 過去最大の伸び
(2):米半期為替報告書公表も反応薄
(3):米ミシガン大信頼感 予想を下回る
16日(金)の為替相場
期間:16日(金)午前6時10分~17日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):中国1-3月期GDP 過去最大の伸び
中国1-3月期国内総生産(GDP)は前年比+18.3%と過去最大の伸びとなり、前回10-12月期の+6.5%から加速した。ただ、市場予想(+18.5%)には届かなかった。同時に発表された中国3月小売売上高は前年比+34.2%(予想+28.0%)、同鉱工業生産は前年比+14.1%(予想+18.0%)であった。これらを受けて豪ドルは一時下落した。
(2):米半期為替報告書公表も反応薄
米財務省は貿易相手国の通貨政策を分析した半期為替報告書をバイデン政権下で初めて公表。スイスとベトナム、台湾が為替相場を操作した可能性があるとしながらも、「為替操作国」の認定は見送った。中国、日本、韓国、ドイツ、アイルランド、イタリア、インド、マレーシア、シンガポール、タイ、メキシコの11カ国が監視リストの対象となった。為替相場に特段の反応は見られなかった。
(3):米ミシガン大信頼感 予想を下回る
米4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は86.5と、前月(84.9)から上昇したものの市場予想(89.0)は下回った。なお、これ以前に発表された米3月住宅着工件数は年率換算173.9万件と、予想(161.3万件)を上回った。
16日(金)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:決め手に乏しい展開続く
16日のドル/円は108円台後半でほぼ横ばいの展開。独株(DAX指数)や米株(NYダウ平均、S&P500)が史上最高値を更新する中、円安と同時にドル安も進行した。取引レンジは108.61円~108.96円前後と小幅な値動きであった。
このところドル/円は動意を欠く展開が続いている。米長期金利の反落による調整も先週前半で一巡した印象だ。多くの投資家は次の展開待ちといったところだろう。本日も、108円台後半中心の決め手に乏しい相場展開が続きそうだ。
注目の経済指標
特になし
注目のイベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。