2021年4月19日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。
ドル/円は直近の日足が小陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることから、ドルの大幅続伸にも繋がり難いと見られます。109.10-20の抵抗を上抜けて終えれば上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも日足の抵抗が109.90-00にあり、これを上抜けて終えるか、109.80超えで越週するまでは上値余地も拡がり難い状態です。 週足も2週連続陰線引けとなり、形状が一段と悪化していますが、今年1月に付けた102.59を基点として下値を切り上げる流れに変化が認められません。この週足の下値抵抗は107.20-30にあります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は109.70-80にあります。 今日のドル買いは108.60-70で押し目買い。損切りは108.40で浅めに撤退です。ドル売りは1日様子見か109.00-10の戻りを軽く売って109.30で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は109.10-20,109.40-50,109.90-00に、下値抵抗は108.50-60,108.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】:揉み合い。一方向へ動き出す可能性にも注意。
ユーロ円は小陽線で切り返していますが、130.00~130.50を中心とする揉み合いから抜け出していません。一方向へ抜け出す可能性にも注意する必要があります。トレンドの変化が認められないので、買いは130.00-10で押し目買い。損切りは129.50で撤退です。売りは様子見か130.60-70で戻り売り。損切りは131.10で撤退です。129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動きが継続中。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、1.1980-90の抵抗を上抜けきれておらず、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。下値を切り上げる流れを変えていないので、買いは1.1950-60の押し目を拾って1.1930で浅めに撤退するか、1.1900-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1850で撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗は1.2050-60に、下値抵抗は1.1890-00にあります。1.1850割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。
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