目次
▼24日(金)の為替相場
(1):日本3月CPI 前回から減速
(2):英3月小売 統計開始以来最大の落ち込み
(3):独4月Ifo 過去最低を記録
(4):米耐久財受注 3月は14.4%減
(5):S&Pはイタリアの格付け据え置き
24日(金)の為替相場
期間:24日(金)午前6時10分~25日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):日本3月CPI 前回から減速
日本3月消費者物価指数(除生鮮食)は前年比+0.4%と予想通りに前回(+0.6%)から減速した。
(2):英3月小売 統計開始以来最大の落ち込み
英3月小売売上高は前月比-5.1%と統計開始以来最大の落ち込みとなった。予想は-5.0%だった。
(3):独4月Ifo 過去最低を記録
独4月Ifo企業景況感指数は74.3と、予想(79.7)および前回(85.9)を下回り、過去最低となった。
(4):米耐久財受注 3月は14.4%減
米3月耐久財受注は前月比-14.4%と予想(-12.0%)を超える減少となった。ただ、変動の大きい輸送用機器を除いた受注は前月比-0.2%と予想(-6.5%)ほどには落ち込まなかった。
(5):S&Pはイタリアの格付け据え置き
一時下落していたNYダウ平均が持ち直し、引けにかけて上げ幅を拡大するとドル/円や豪ドル/円などのクロス円が上昇。ユーロ/円については、格付け会社S&Pがイタリアの格付けを「BBB」に据え置き、格下げを見送った事も支援材料になった。
24日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報
ドル/円の見通し:
方向感出にくい展開
24日のドル/円は終値ベースで約0.1%下落。107円台後半で上値の重い展開となり、NY市場では一時107.30円台まで小反落した。欧米で新型コロナウイルスの感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)を一部緩和する動きが見られるなど明るい兆しがある半面、各国で経済指標が急激に悪化しており景気悪化への不安も根強い。
こうした中、ドル/円は107円台を中心とする方向感が出にくい相場展開が続きそうだ。上値抵抗は20日移動平均線が通る107.90円台。下値支持は日足一目均衡表の雲上限が位置する107.00円台と見られる。
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