マット今井のトレードアイデア
平素より今井雅人氏のトレードアイディアをご利用いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、2025年10月27日をもちまして本レポートの配信を終了させていただくこととなりました。これまで長らくご愛読・ご利用いただき、心より御礼申し上げます…
平素より今井雅人氏のトレードアイディアをご利用いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、2025年10月27日をもちまして本レポートの配信を終了させていただくこととなりました。これまで長らくご愛読・ご利用いただき、心より御礼申し上げます…
先週、アメリカと中国の関税問題が再び噴出し、一時リスクオフの展開になりましたが、その後は落ち着いた動きを見せています。この関連については、これまで何度も揉めてきたりしていましたので、マーケットにも慣れが出てきたことが原因だと思います。一方…
週末、自民党の総裁選挙が行われ、高市候補が当選しました。下馬評では、小泉候補有利とされていましたが、ちょっとした番狂わせでした。高市候補は積極財政派として知られていますので、マーケットはリスクオンに反応をすると思います。週明けは、株高、円…
FOMC、日銀会合ともに、サプライズなしということで、日米金利差が縮小していくという期待が大きく後退したことで、緩やかにドルが上昇しています。また、無風になると金利差が効いてくるので、徐々に円安に向かっています。こうした傾向はスピードがゆっく…
先週は、FOMC、日銀の金融政策決定会合の2大イベントが終わりました。結論から言えば、殆ど予想通りで、サプライズはありませんでした。敢えて上げるとすれば、日銀が今後ETFを売却していくことを決定したことです。しかし、金額は簿価で年間3300億円で、こ…
今週は、重要なイベントが目白押しです。今後の相場の流れを作るかもしれませんので、注目度は非常に高くなっています。まず、17日のFOMCでは政策金利であるFFレートの0.25%の引き下げが予想されていますが、一部では0.5%引き下げを期待する声もあります。…
ここ1週間は様々なニュースが出てきています。まず、注目のアメリカの雇用統計8月分。これは、特に注目度が高かった非農業部門就業者数が予想を下回ったことで、ドル安が進みました。その後、週末に石破総理が辞任の意向を示したことで、積極財政への転換を…
先週1週間は、決め手になる材料がなかったことから、狭いレンジでの推移に終始しました。その動きは、今週も続くと思います。注目は金曜日に発表される米雇用統計8月分です。前回の7月分は、非農業部門就業者数の増減が予想を下回り、更に過去2か月が大幅に…
先週末、ワイオミング州ジャクソンホールで開催された年次シンポジウムでパウエルFRB議長が講演し、労働市場のリスクの高まりに言及しながら「リスクのバランスが変化しており、政策スタンスの調整を正当化する可能性がある」と述べました。 この発言を受け…
ここのところ、要人発言やアメリカの経済指標の結果を受けて、為替相場が上下動する展開が続いています。そして、それぞれの材料が相場の動きに影響を与える期間が非常に短くなっているのが、今の相場の特徴です。影響はせいぜい1日程度で終ってしまいます。…
マーケットでは、衝撃的な雇用統計の結果を受けてのショックがしばらく尾を引いていましたが、段々消化してきた様子です。今日は、日経平均も史上最高値を更新しています。トランプ関税の影響もマーケットが消化してきている証左だと思います。今後は、少し…
先週末に発表されたアメリカの雇用統計7月分の結果は衝撃的でした。非農業部門就業者数が前月比7.3万人増と事前予想の10.4万人を下回っただけではなく、驚くべきは、過去2か月分が計25.8万人下方修正されたことでした。この1か月ほどのドル高傾向は6月の雇用…
今週の最大の注目材料は、30、31日に行われる日銀の金融政策決定会合とFOMCです。両方とも、今回は政策金利の据え置きは確実なので、市場の関心は会合後の植田日銀総裁、パウエルFRB議長の会見に集中しています。日銀に関しては、今回のトランプ関税の影響を…
円安傾向も一服し、踊り場になってきています。基本的に様子見相場に入ったという認識です。ただ、30―31日に開催される日銀の金融政策決定会合、FOMCを控え、1週間前にはブラックアウト期間に入るので、その前に関係者からの何らかのメッセージが出てくる可…
先週は全体的に円安が進みました。トランプ関税の問題をマーケットは消化してしまい、アメリカ経済の好調さに注目が移っています。アメリカの株価が堅調であることから、為替市場ではリスクオンからの円安が全体的に進んでいます。7月の終わりにFOMC、そして…
今週9日はいよいよ相互関税猶予の期限がやってきます。ただ、トランプ大統領は期限を延長する考えはないようで、一方的に書簡を送ると言っています。日本も関税から逃れられないかもしれません。期限が来る前に状況が掴めてきましたので、マーケットは落ち着…
先週は、FRB関係者から、7月の利下げを示唆する発言が出てきて、ドル安が進む局面がありました。その後、どうやら、利下げ派は少数だということが分かってくると一旦ドル安は止まったのですが、トランプ大統領がFRBに利下げを迫るため、パウエル議長を交代さ…
アメリカがイランを攻撃しました。ただ、マーケットへの影響は非常に限定的になっています。局地戦だと評価しているためだと考えられ、おそらく、今後もそれほど大きな影響は出てこないと思います。マーケットのポジションがややドル円ショートになっていま…
日本時間の今日から3日間、カナダのカナナスキスでG7サミットが開催されます。石破総理も出席しますが、この機会を利用して、日米首脳会談を開く予定と聞いています。他の参加国の首脳とトランプ大統領との会談も開かれるかもしれません。そこで関税問題につ…
先週末は、米中首脳電話会談が行われたことを受けて、合意への期待感が高まり、ドル買いが進みました。トランプ相場はまだまだ続いているということを確認する動きとなりました。こういうときは経済指標など、他の材料はほとんど無視されてしまいます。今週…
トランプ大統領が、今度は海外から輸入される鉄鋼に関して、これまでの倍となる50%の関税をかけると発表しました。4日からスタートするとのことです。関税問題はまだまだ混乱が続きそうです。今週のスタートはややドル売り圧力がかかるかもしれません。ただ…
トランプ政権の関税問題に全神経集中する相場展開が相変らず続いています。先週末はトランプ大統領がEUに対して6月から50%の関税をかけることを示唆する発言が出てきて、再び、リスクオフからのドル安が進みました。EUとの交渉が進まないことに業を煮やして…
トランプ大統領が就任して以来、マーケットはトランプ相場の状態が続いています。非常にやりにくくなっていますが、この傾向はまだ続いてしまいそうです。今週の注目は20日から22日にカナダで行われるG7財務相、中央銀行会合です。このタイミングで、日米財…
アメリカとイギリスで関税交渉の合意がなされました。各国に先駆けて初めての合意となります。今後、これに続いてアメリカと諸外国の交渉が進んでいくことへの期待感が広がっていますので、少し安心感が出てきています。しかし、米英の合意内容を見ていると…
時間の経過と共に、トランプ大統領の考え方が見えてきています。トランプ大統領は、10%の一律関税と、自動車や鉄鋼への関税は今の時点ではやめるつもりはないということが分かってきました。関税交渉としては、追加の相互課税の部分のみということのよう…
先週、日米の財務大臣会合がありました。そこでは、為替問題については話題に上がらなかったということです。アメリカは貿易交渉の中で円高圧力をかけるつもりはどうやらないようです。関税の問題も、各国との交渉材料として使っている可能性が高まっていま…
トランプ大統領が相互関税を打ち出してから、2週間以上が経過して、少し市場も落ち着いてきました。しかし、まだ、各国との交渉はこれからです。どうやらトランプ大統領は日本と最初にディールをするつもりのようですので、その交渉を世界中が注目していると…
この1週間を見ると、激しい上下動はあったものの、結果的には、アメリカの株安、債券安、ドル安のいわゆるトリプル安の展開となっています。その結果、アメリカの長期金利が上昇しているのにドルが下がるという関係となっています。危機的な状況に直面したと…
トランプショックが続いています。もし、トランプ大統領がこの関税政策を続けた場合は、世界経済は間違いなく後退します。そうなれば、リスクオフの流れが続くことは確実だと思います。関税政策が続くという前提に立つと、中期的には、ドル安・円高が続くこ…
トランプ大統領が4月2日より、各国からの輸入車に対して一律で25%の関税をかけると発表しました。当初は、マーケットも本当に実施するのか疑心暗鬼でしたので、反応は鈍かったのですが、どうやら本気そうだということが分かると、一気にリスクオフの動きに…
先週のマーケットは、方向感なく、乱高下する展開となりました。日銀の会合とFOMCは予想通りの政策金利据え置きで影響はほぼありませんでした。トランプ大統領関連は依然として不透明です。こうしたことが相場を不透明にさせています。そんな中、ポジション…
トランプ大統領に振り回される展開が続いています。ウクライナ情勢の行方、関税戦争がどうなっていくのか?などをみんな固唾を飲んで見守っています。今週も方向性は見えてこないと思いますので、相場も荒い展開が続くでしょう。IMMのポジション動向を見ると…
先週末に発表されたアメリカの雇用統計は予想より弱い結果となりましたが、為替市場は、それほど反応しませんでした。やはり、トランプ相場になってしまっているので、他の材料には反応しづらいということだと思います。トランプ大統領の発言が二転三転して…
円相場は方向感を失って、レンジ相場に入ってくるとの見方を先週お伝えしましたが、正にそういう相場展開になっています。この流れは今週も続くと考えています。ただ、今後どちらに抜ける可能性があるかと言えば、チャートを見る限りで言えば、円安方向では…
ドル/円の日足のチャートを見ていただくと、148円台にまで下落したことで、一旦下値の目途に達したのが分かります。日銀の早期利上げ観測の影響もそろそろ織り込んできたと思います。ここからは、ドル/円はレンジ相場に入ってくると考えています。当面は149…
先週末は、アメリカの小売売上高が予想を大きく下回ったことで、ドル安で終わりました。しかし、週全体で見てみると、トランプ大統領の政策に振り回されて右往左往しています。ウクライナとロシアの問題も、もし、トランプ大統領の言うとおりに停戦に持ち込…
先週末の米雇用統計は、まちまちの結果となり、相場を方向付けるような材料とはなりませんでした。また、トランプ米大統領が鉄鋼、アルミニウムに関税をかけると発表しましたが、トランプ大統領関連の材料は、未だ市場への影響が一定ではなく、非常に不安定…
トランプ大統領が各国に関税をかけることを正式に決めたことで、マーケットが荒れています。具体的には以下の3つの反応が同時に起こっています。 ①アメリカのインフレ加速を懸念して、金利上昇からドル高➁関税を掛けられたカナダ、メキシコ、中国などの国の…
先週は、トランプ大統領の就任というビッグイベントがありました。大統領は早速各国への関税措置などを打ち出しましたが、今のところ大きな影響は出ていません。この関税を「貿易交渉の材料に使っているだけでは?」との見方もあることから、反応できないの…
本日、いよいよトランプ氏が大統領に就任します。トランプ氏は予測不能な人物で、どういう政策を打ち出してくるのか?どんな発言をするのか、マーケット関係者は戦々恐々と身構えています。内容を確かめてからではないと正直動きが取れないと思います。24日…
先週の米雇用統計も堅調な結果となり、いよいよアメリカの利下げサイクルも終わりに近づいている状況になってきています。そうであれば、通常はドル高が進んでもおかしくないのですが、そうならないのは、やはりトランプリスクを意識しているからだと思いま…
新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。年末年始は思ったほど動きませんでした。この流れですと、今週もあまり大きくは動かないと思います。ただ、アメリカの利下げサイクルの終わりが見えてきていることは間違いないので、基本的に…
日本は、年末年始で休みのところが多いですが、欧米は1月1日以外は普通に市場は開いていますので、クリスマス休暇も終わり、本格的に取引が始まります。アメリカの利下げもそろそろ終わりそうだということがはっきりしてきました。一方、日本のほうもすぐ…
先週は今年最後の大きなイベントであるFOMCと日銀の金融政策決定会合がありました。FOMCでは、予想通り0.25%の利下げが決定されましたが、来年の金融政策に関しては、従来の年間4回の利下げから年2回程度に修正され、ドル高圧力がかかっています。また、日…
今週は、今年最後の2大イベントがあります。18日のFOMCと19日の日銀政策会合です。FOMCでは0.25%の利下げは決定的ですので、注目点は来年以降の利下げのペースについて、FRBが現時点でどう考えているかです。一部では、今回で利下げは一旦打ち止めになるの…
先週末に発表された米雇用統計の結果ですが、失業率は4.2%と市場予想通り、非農業部門就業者数の変化は、前月比22.7万人の増加と市場予想の20万人の増加をやや上回り、平均時給は前月比0.4%の増加と、こちらも市場予想を若干上回りました。全…
先週末に掲載された日経新聞のインタビューで植田日銀総裁は、経済データが日銀の想定通りに推移していることで、利上げのタイミングが近づいたと発言したことを受けて、利上げへの期待感が高まり、円買いが進みました。しかし、そのインタビューの中で植田…
ここ2~3週間方向感のないレンジ相場が続いています。今週も重要な経済指標やイベントがありませんので、レンジ相場はまだまだ続く可能性が高いと考えています。ユーロドルも一時直近安値を下に抜け1.03台に突入しましたが、やややりすぎ感があり、その後は…
先週ドル円が一時156円台に上昇する局面があり、ここまで上がるのは正直言って違和感がありましたが、やはりその後調整が急激に入り153円台にまで一気に下落しました。短期的な仕掛けで乱高下したのだと思います。 ここからドル円はレンジに入ると考えていま…
