先週1週間で、マーケットは正常化しました。今週からは、値動きは段々小さくなってくるのではないかと思います。アメリカの利下げも9月以降になる可能性が高くなり、オーストラリアに至っては利上げの可能性も浮上していて、全体的に金利差を背景とした円安基調に変化はないと思いますが、スピードは徐々にゆっくりになってくると思います。
ドル円は当面の目標は156円程度と考えていましたが、ほぼその水準まで戻ってきました。その後はしばらくレンジに入るとみています。そうした中、メキシコペソ円など金利差の大きな通貨ペアの優位性がより際立ってくるのではないかと予想しています。中期的には9.5円を目指すとみています。
今週は14日の米消費者物価指数(CPI)の結果に注目です。予想と大きく違った結果となれば、波乱要因となってきます。
【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】
最新の為替チャート|米ドル/円(USDJPY)|60分足 はこちら
【メキシコペソ/円(MXN/JPY) 日足チャート】
最新の為替チャート|メキシコペソ/円(MXNJPY)|60分足 はこちら
株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人 氏
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
今井雅人 氏
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。