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豪ドル/円 見通し「RBA、今年4回目の利上げへ...5回目の利上げをめぐる観測が焦点に」注目の高金利通貨 9月27日号

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メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。

作成日時 :2026年9月25日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
X(Twitter)@KandaTakuya

豪ドル/円(4時間足)

※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

先週の豪ドル/円は上値が重い展開

 今月16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降、ドルが堅調を維持する中、ドル/円が上昇した一方で豪ドル/米ドルが下落したことから、豪ドル/円は112円台で伸び悩む展開となりました。22日には豪中銀(RBA)のブロック総裁がインフレの上振れリスクを強調したほか、ハンター総裁補も追加利上げの必要性に言及。それでも112円台前半の上値は重く、世界的な長期金利の上昇を受けて株式市場が調整ムードとなった23日以降は豪ドル/円も反落しました。豪8月雇用統計が発表された24日には110.81円前後まで下落する場面もありましたが、雇用統計はRBAの追加利上げを妨げるほど弱い結果ではないとの受け止めが広がると111円台を回復。25日の東京市場では111円台前半で推移しています。

今週の豪ドル/円の注目ポイントはRBA

 今週29日にRBAが政策金利を4.60%に引き上げる見通しです。先週は、ブロック総裁をはじめとするRBA高官からインフレの上振れを警戒する発言が相次ぎました。そのため、市場は25bp(0.25%ポイント)の利上げをほぼ確実視するに至っています。ただ、その次の利上げ時期ついては見方が分かれていることから、今回のRBA声明とブロック総裁の会見に注目が集まっています。今年4回目となる利上げを決めた上で、5回目の利上げの必要性を示すかどうかが焦点になるでしょう。なお、今回の利上げに続いて年末までにあと1回の利上げが行われる確率(金利市場の織り込み)は25日時点で約6割です。どちらにも振れる余地がある水準と言えることから、豪ドルも追加利上げに対する織り込み度合いの変化によって上下する展開が見込まれます。

 

来週の豪ドル/円の見通し

予想レンジ
109.500~113.000円
基調
不安定

今週の注目ポイント
☆99/29 RBA政策金利
・9/30 豪8月CPI
・主要国株価、国際商品価格

 

豪ドル/円(AUD/JPY) FX為替レート・チャート

外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。