豪ドル/円今日の見通し「イースターマンデーで豪州は祝日　FRB議長解任をめぐる発言に注意」2025/4/21

読む前にチェック！
最新FX為替情報

CFD銘柄を追加！

チャートを表示する

※最新号はコチラ

短期トレード即効チャージ　豪ドル円

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆：外為どっとコム総合研究所　中村　勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は反発。終値は前日比+0.87ドルの1バレル＝62.49ドル（5月16日）。

＜WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら＞

・5月15日発表の豪4月雇用統計は、雇用者数が市場予想（2.25万人増加）に対して8.90万人の増加だった。失業率は4.1%で前月横ばい。労働参加率は67.1%だった。

・5月2日に発表された豪3月小売売上高は前月比+0.3%と市場予想通（+0.4%）を下回った。

・4月30日に発表された豪1-3月期CPIは前年比+2.4%（予想：+2.3%）で前四半期から横ばいだった。また同CPIトリム平均は前年比+2.9%だった（予想：+2.8%、前四半期：+3.3%）。
同時に発表された豪3月消費者物価指数（CPI）は前年比+2.4%（予想：+2.3%、前月：+2.4%）だった。また、3月CPIトリム平均は+2.7%で前月から横ばいだった。

・4月1日に豪準備銀行（RBA）は金融政策決定会合を開催。政策金利を4.10％で据え置いた。声明では前回の声明にあった「追加利下げには慎重」という文言が削除されるなどややハト派的になった。

今日の豪ドル(AUD)トレード　メインシナリオ

米格下げの余波中国経済指標には反応薄？

先週末NY時間の引け間際に米格付け会社ムーディーズが米国の信用格付け引き下げを発表した。週末クローズ直前の発表で、市場はこれを消化しきれていなかったことから、本日は東京時間オープン直後から円買い・ドル売りが強まる中、米ドル/円は145.00円台まで下落し、豪ドル/円は92.90円台まで一時下落している。20日のRBA理事会での追加利下げが予想されていることも、豪ドル/円の上値を抑える一因となっている。
本日は中国4月小売売上高と同鉱工業生産が発表される。豪州と交易関係の強い中国の経済指標だが、一時期よりはやや軽減されたとはいえ米中貿易摩擦は残っている。その影響を見極めたいとの見方から、結果に対する市場の反応は一時的なものとなりそうだ。

豪ドル/円最新チャート分析

今後の注目材料

日米株価動向
中国4月小売売上高、同鉱工業生産

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは曇り空に太陽が覗く。7時に豪ドル/円の移動平均でシグナルが点灯。

【情報提供：外為どっとコム】

＜「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」詳細はこちら＞

※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
※また、高機能チャート（パソコン版）/（スマホ版）では「取引分析」を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です（「外為注文情報」）。
※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。