
午前の為替予想は… 日米金利差縮小で大幅下落 米小売に注目
作成日時 :2025年1月16日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル円予想レンジ
155.000-157.400円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%の大幅安。日銀の植田総裁が「来週の会合で利上げを行うか議論する」と述べたことで円が買われた一方、米12月消費者物価指数(CPI)の伸びが食品とエネルギーを除いたコアベースで鈍化したことを受けドルが売られた。昨年12月19日以来の155.94円前後まで下落して下げ幅を1.3%に広げる場面もあった。日銀の1月利上げについては、金利スワップ(OIS)の織り込みが7割超に上昇。来週24日に政策金利が0.50%へ引き上げられる可能性が高まっている。一方、米国ではインフレ再加速の懸念が和らいだことで利下げ見送り観測が後退。金利先物の3月(次々回)利下げの織り込みは3割程度まで持ち直している。
本日のドル/円相場は、日米金利差の縮小が継続するかが焦点だろう。縮小が続けば心理的節目の155.00円を視野に入れた相場展開となる可能性もある。もっとも、NY市場で発表される米12月小売売上高はクリスマス商戦における旺盛な個人消費などを背景に堅調な伸びが見込まれている。雇用統計と並び米国景気の動向を見る上で欠かせない経済指標だけに、ドルの反発につながることも十分に考えられる。いずれにせよ、ボラティリティ(予想変動率)が上昇していることから、値動きが荒くなりやすい点には警戒が必要だろう。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
