【ドル/円】調整下げが終了した可能性。強い上値抵抗にも注意。
直近の日足は、前日足から下寄りのスタートとなりましたが、寄付き安値の陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げています。154.60-70の抵抗を実体ベースで上抜けきれていませんが、3手前の152円台前半までの浅い調整下げを終えて再度155円超えトライの可能性に繋げており、下値余地が限られ易い状態です。155.00超えに強い抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見られますが、一方で下値も、152.90-00,152.50-60にやや強い抵抗が出来ており、これらが足元を支えた状態です。
短期トレンドは152.50を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、152円を割り込んで終えた場合はトレンドが変化してドルの下落幅拡大に繋がり易くなります。
今日は米CPIの発表(日本時間22:30)を控えていますが、市場予想を大きく下回らない限り、ドル堅調地合いが継続すると見られます。市場予想は前年比2.6%で若干の上昇を見込んでいます。(前回2.4%)
ドル買いは1日様子見か153.60-70で押し目買い。損切りは153.10で一旦撤退です。売りは1日様子見です。
日足の上値抵抗は154.60-70,155.10-20,155.70-80,156.10-20に、下値抵抗は154.00-10,153.60-70,152.90-00,152.50-60にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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