豪ドル/円今日の見通し「しっかり上昇中　この先は米ドル/円の動きにも注目」2024/5/9

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆：外為どっとコム総合研究所　中村　勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は反発。米エネルギー情報局が公表した週間原油在庫統計で原油在庫が予想以上に取り崩されていたことが材料視された。終値は前営業日比+0.61ドルの1バレル=78.99ドル（5月8日）。

＜WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら＞

・5月7日に豪準備銀行（RBA）は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・4月24日に発表された豪1‐3月期CPIは前年比+3.6%となり、前四半期（+4.1%）から鈍化したが市場予想（+3.5%）を上回った。同時に発表された豪3月月次消費者物価指数（CPI）は前年比+3.5%で前月（+3.4%）から上昇した。

・4月18日発表の豪3月雇用統計は、雇用者数が0.66万人の減少と市場予想（1.00万人増）を下回った。失業率は3.8％へ悪化（前回：3.7%）、労働参加率は66.6%だった。

今日の豪ドル(AUD)トレード　メインシナリオ

しっかり上昇中　この先は米ドル/円の動きにも注目

本日は豪ドル相場に大きな影響を与えそうな経済指標の発表は予定されていない。そのため、豪ドルは前日に続き日米などの株価指数を睨んだ動きとなりそうだ。豪ドル/円は米ドル/円の動きにも注目したい。米ドル/円は4月29日高値（160.22円前後）から5月3日安値（151.85円前後）へ下落した際の半値戻し（156.04円前後）が目先の上値目途として意識されているようだ。この水準を上抜ければさらに円安が進む公算が大きい。その場合は豪ドル/円は米ドル/円の上昇に連れる形になりそうだ。

想定される個別シナリオ

■米ドル/円が156円を明確に上抜ける
⇒上値目途を抜けたことで円安が進む
⇒豪ドル/円も上昇する

豪ドル/円最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
米ドル/円の動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは晴れ。2時に豪ドル/米ドルの移動平均で買いシグナルが点灯。

【情報提供：外為どっとコム】

＜「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」詳細はこちら＞

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