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ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め的政策にらみドルに買戻し

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め的政策にらみドルに買戻し」
 6日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。日本の為替介入とみられる円買いでドルに割安感が生じ、買戻しが入りやすい。また、米金融当局者は引き締め的な政策姿勢を緩めず、ドル買い地合いは継続しそうだ。
 注目された米雇用統計は非農業部門雇用者数の減少と失業率の悪化、平均時給の鈍化を受け、引き締め的な金融政策は続かないとの見方が浮上。米金利安・ドル安に振れユーロ・ドルは1.0740ドル台から1.08ドル台に浮上、ドル・円は153円30銭付近から151円80銭台まで値を下げた。ただ、本日アジア市場は東京の休場で薄商いのなかドルの買戻しが強まり、ドル・円は152円後半から1円超も上値を伸ばしている。
 この後の海外市場は重要イベント通過に伴い、安全通貨への売りが出やすい。前週の連邦公開市場委員会(FOMC)は想定ほどタカ派的でなかったが、当局者は引き続きインフレ抑止に取り組む姿勢を示すだろう。ISM非製造業景況指数の強い価格指数も改めて料視され、引き締め的な政策の継続を見込んだドル買いは根強い。日本の為替介入とみられる円高でドルは水準を切り下げたが、かえって買戻しが入りやすい地合いとなる。


通貨別分析

 

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