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ドル円155円に向けジリジリ高値更新中…財務相「適切な対応」準備が整った発言の意味(今日のFX予想)2024/4/23

 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

動画の内容 ポイントまとめ

■ドル円相場の動向
- ドル円は一時154.86円まで上昇し、約34年ぶりの高値を更新した。
- 欧州時間以降、円安が強まっており、上昇トレンドが続いている。
- 移動平均線も上昇基調を維持しており、底堅い展開が続く見込み。

■注目ポイント
- 外為取引の注文状況を見ると、154.80円から155.00円にかけて大量の売り注文が積み上がっている
- 155円の大台突破をどう乗り越えられるかが、今日の相場の焦点となっている。

■経済指標の影響
- 本日は欧州・米国のPMI指数、米新築住宅販売件数などが発表される。
- これらの結果が良好であれば、ドル円の155円突破に繋がる可能性がある。

■為替介入への警戒感
- 財務相が「適切な対応」に向けた環境が整ったと述べたことから、155円突破時の為替介入リスクが高まっている
- 政府は155.00円をレッドラインとし、急激な円安にはこれ以上許容できないと警告したと受け取れる。

■取引戦略
- 基本的な上昇トレンドを意識した買い目線が有効と考えられる。
- ただし、155円突破後の急激な上昇から介入リスクに十分注意を払う必要がある。
- 利確のタイミングや損切りラインの設定など、リスク管理を徹底することが重要。

全体として、ドル円は155円への上値を試し続けているが、政府による為替介入の可能性が高まっている。投資家は突破後の変動に備え、慎重な取り組みが求められる展開となりそうだ。

■経済指標・イベント
4/23(火)
20:15 ピル英MPC委員講演
21:30 ナーゲル独連銀総裁講演
22:30 ナーゲル独連銀総裁講演
22:45☆米4月製造業PMI・速報値
22:45☆米4月サービス業PMI・速報値
23:00☆米3月新築住宅販売件数
23:00 米4月リッチモンド連銀製造業指数
26:00 米2年債入札(690億ドル)

4/24(水)
07:50 NZ3月貿易収支
※☆は特に注目の材料

<ドル/円 30分足チャート>

ドル円 30分足チャート

最新のドル/円相場を解説

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経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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