読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、米3月CPIの結果次第で152円台へ上伸も…急速な円安だと円買い介入実施の可能性も(NY市場の見通し)2024/4/10

 

ドル/円、米3月CPIの結果次第で152円台へ上伸も…急速な円安だと円買い介入実施の可能性も

東京市場のドル/円は、動意薄の展開。NY市場に米3月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がると151円台後半で方向感のない値動きとなりました。 欧州市場に入ると、欧州株が堅調に推移したことで円売りが優勢となり一時151.88円前後まで強含みました。

<植田日銀総裁(衆院財務金融委員会)>
・当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている
・2%物価目標の持続・安定的な実現が見通せる状況に至った
・基調的な物価は現在ではまだ2%に届いていない
・基調的な物価が徐々に2%へ収束していく見通しを持っている
・基調物価が2%を大きく超えれば、急激な利上げが必要となる可能性がある
・厳格なインフレターゲットを目指しているわけではない
・2%の物価目標はグローバルスタンダードであり適切

今夜は米3月CPIに注目が集まります。市場予想は前年比+3.4%と前回(+3.2%)から伸びが加速すると見られています。一方でコアCPIは前年比+3.7%と前回(+3.8%)から伸びが鈍化する予想になっています。仮に市場予想を上回る結果だと米長期金利の上昇に連れてドル/円は34年ぶりの152円台へ上昇する可能性があります。なお、上昇の勢い次第では本邦当局による円買い介入が実施されることも考えられるため注意が必要でしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、3本の移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを形成し上昇基調は継続と見れます。そうした中で、151.90円台で伸び悩むも10日線を支持に安値を切り上げており上値トライの可能性を残しています。仮に152.00円を突破した際には上昇に弾みがつき153円をターゲットとした値動きとなりそうです。万一、反落したとしても20日線が位置する151.00円付近が支持となり底堅い推移が続くと考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

4/10(水)
21:30 カナダ2月住宅建設許可件数
21:30☆米3月消費者物価指数
21:45 ボウマンFRB理事講演
22:45☆カナダ中銀政策金利
23:00 米2月卸売売上高
23:30 EIA週間原油在庫統計
25:45 グールズビー米シカゴ連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
26:00 米10年債入札(390億ドル)
27:00 米3月財政収支
27:00☆FOMC議事録
----- 日米首脳会談
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

YouTube特別キャンペーン告知QRバナー

セミナーのご案内

「マイペースに資産運用!仲間同士で楽しくマネ活スタート」セミナーの詳細ならびにお申込はこちら

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。