■ドル/円:150.88円を試す展開も
東京市場のドル/円は、小動きの展開。5・10日の仲値公示にかけて150.30円台へ小緩む場面もありましたが、午後には150.50円台へ持ち直すなど小幅なレンジ推移となりました。なお、注目されていた13時の植田日銀総裁による講演ではデジタル通貨に関する内容で金融政策への言及はありませんでした。
●日経平均株価:40097.63円(-11.60円)
●TOPIX:2719.93ポイント(+13.65ポイント)
欧州市場に入ると、米長期金利が低下したことでドル売りに傾くと150.30円台へ押し戻されました。
NY市場では米2月ISM非製造業景況指数が発表されます。市場予想は53.0と前回(53.4)から小幅に低下すると見られています。1日に発表されたISM製造業景況指数が予想外に悪化していただけに結果が注目されそうです。仮に予想を上回る結果だとドル/円は年初来高値150.88円前後を突破できるかが焦点となるでしょう。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、20日移動平均線を下値支持に底堅く推移するも150.80円台の上値が重くレンジ推移が続いています。そのため、基本シナリオは150円台を中心とした値動きが続くと見ています。ただ、年初来高値150.88円前後を更新する動きとなれば151円台までも突破し上値模索の展開になる可能性もあるでしょう。なお、反落した際は20日線や150.00円付近が下値支持と意識されそうです。
ドル円 チャート分析(日足)
最新のドル円チャートはコチラ
米ドル/円 (USD/JPY)為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
■日経平均株価CFD:40000円台を保てるか
日経平均株価CFDをテクニカル分析で見ると、4日に40300円台へ上昇し史上最高値を更新。その後は40000円を突破したことやN計算値による目標地点付近まで上昇した達成感から利食い売りが入ったと見られ39800円台へ下落しました。すぐに40000円台へ持ち直してはいますが上値の重い展開となっています。この先、直近高値を切り上げる流れとなれば再び高値模索の展開となりそうです。なお、調整下落の局面となった場合は39600円付近を下値支持に反発できるかがポイントになりそうです。
日経平均株価CFD チャート分析(4時間足)
最新の日経平均株価CFDチャートはコチラ
日本N225 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
この後の経済イベント
33/5(火)
19:00 ユーロ圏1月生産者物価指数
23:45 米2月サービス業PMI・改定値
24:00 米1月製造業新規受注
24:00☆米2月ISM非製造業景況指数
26:00 バーFRB副議長講演
----- 中国全国人民代表大会開幕(~11日)
----- 米大統領選スーパーチューズデー
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
外為どっとコム「CFDネクスト」の魅力
外為どっとコムのCFDサービス「CFDネクスト」は、ひとつの口座で世界の株価指数や金・原油、米国株などのさまざまな商品に投資ができます。
取引手数料が無料
取引手数料が無料なので少ない保証金で取引を開始できます。
さらに銘柄によっては最大20倍のレバレッジがかけられるため、少ない保証金で効率よくお取引ができます。
ロスカット手数料は別途発生します。詳しくはこちら
「売り」から入ることもできる
「買い」だけでなく「売り」から入ることも出来るため、相場が下落して価格が下がった際にも利益を出すことができます。
「円」で取引できる
世界の様々な商品も、FXと同様に「日本円」のまま取引することができます。
お知らせ、キャンペーン
CFD取引デビュー応援キャンペーン|はじめてのFXなら外為どっとコム
CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。