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来週の為替予想(米ドル/円)「150円を意識、日銀や当局の反応次第で荒れた展開も」ハロンズ FX 2024/1/20

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2024年1月19日 12時00分

150円を意識、日銀や当局の反応次第で荒れた展開も

1月15日週の米ドル/円は148円台へ上伸

米大統領選挙の指名レースを巡り、アイオワ州の共和党員大会でトランプ前大統領が勝利したほか、底堅い消費動向を受けて米国の3月利下げ期待が後退したことが米ドル/円を支えました。米ドル/円は148.525円と昨年11月28日以来の高値を塗り替えました。(各レート水準は執筆時点のもの)

FXのライブ解説、結局円安、海外長期投資家の目線は1ドル200円とも (2024年1月18日)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

日米政策格差は拡大か

来週の米ドル/円は日米の金融政策の格差が拡大するのか、それとも縮小するのかを、23日の日銀金融政策決定会合、植田総裁会見のほか、25日の米10-12月期四半期実質国内総生産(GDP)速報値、26日の同12月個人消費支出(PCE)統計を確かめながらの取引になりそうです。

日銀会合を巡っては、能登半島地震の影響範囲が十分に確認できていない中、足もとの物価の頭打ちもあってインフレ見通しの引き下げ観測が浮上するなど、政策修正にポジティブな材料は多くありません。そのため、金融政策は据え置き見通しが優勢です。注目は、賃金・物価の好循環達成への確度を巡る議論が深まるのかです。マイナス金利やイールドカーブ・コントロール(YCC)解除は植田総裁の悲願ではあるものの、さくらレポートで「賃金上昇分のサービス価格への転嫁については不透明感が残る」と判断されている点を踏まえれば、政策修正のデータが十分に集まったとは言えません。少なくとも春闘の様子が見えてくる前に議論が盛り上がるとは考えにくく、日銀会合は円安イベントになるのではないかと見ています。

ただし、米ドル/円のレベルには一応、警戒が必要でしょう。昨年、10月31日に日銀は長期金利の事実上の上限撤廃に踏み切りましたが、その前日に日本経済新聞が同内容の観測記事を報じた時につけた、米ドル/円の押し目である148.801円を超えて一方的に円安が進めば、直近3カ月の政策修正観測が何だったのかと言った議論に発展することも捨て切れません。日銀は特定の為替水準を意識して金融政策は行わないとの立場を貫くでしょうが、円安に対して何らかしらの言及があるかもしれません。また、米GDPについては堅調な個人消費を受けて経済が力強さを取り戻しつつあることが改めて意識され、3月利下げ観測が後退するかどうかがポイントになります。基本的には米ドル/円は上目線ですが、日米の金融政策を巡る思惑が変わりやすい状況のため、警戒は怠れません。

米ドル/円、148円後半の動向に注意(チャート分析)

米ドル/円は、日足一目均衡表での三役好転の状態となり150円トライが意識され始めています。ただ、前段で説明したように148.801円より上の水準では高値警戒感が相応に高まりそうなため、この水準では焦って高値つかみしないよう注意が必要でしょう。押し目買いは一目の雲上限(146.433円)や同転換線(145.968円、執筆時点)まで引き付けてからと考えています。

【米ドル/円チャート 日足】

ドル円 日足チャート

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:145.500-150.500

1/22 週のイベント:

1/22(月) 24:00 米国 12月景気先行指標総合指数
1/23(火)  - 米国 米大統領選、ニューハンプシャー州予備選(共、民)
1/23(火)  - 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
1/23(火)  - 日本 日銀展望レポート
1/23(火) 15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
1/24(水) 8:50 日本 12月貿易統計
1/24(水) 23:45 米国 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 23:45 米国 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 23:45 米国 1月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/25(木) 8:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
1/25(木) 22:30 米国 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
1/25(木) 22:30 米国 12月耐久財受注
1/25(木) 22:30 米国 新規失業保険申請件数
1/25(木) 24:00 米国 12月新築住宅販売件数
1/26(金) - 日本 通常国会、召集
1/26(金) 8:30 日本 1月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
1/26(金) 8:50 日本 12月企業向けサービス価格指数
1/26(金) 8:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
1/26(金) 22:30 米国 12月個人消費支出(PCE)

一言コメント

まだ1月ですが、すでに「花粉」が飛散しているとのこと。今は、花粉症ではないのですが、急に発症することもあるため、毎年これからの季節はびくびくしながら過ごしています。

 
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