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ドル円相場1/15週振り返り 米利下げ観測後退で年初来高値更新

ドル円 米利下げ観測後退で年初来高値更新

今週初めのドル円は先週末にドル売りが優勢となって上値の重さが意識される中、144円台後半でスタートしました。

先週末に発表された米12月卸売物価指数(PPI)が予想下振れとなったことでドル円は一時144円台前半まで下落しましたが、週明けの15日(月)はアメリカが祝日でニューヨーク市場が休場の中、日経平均先物の上昇などを背景に145円台後半へと反発しました。

16日(火)も米FRBのウォラー理事が利下げについて「急がず、慎重に進めるべき」との見解を示したことから早期利下げ観測が後退してドル買いが進み、17日(水)には米12月小売売上高の予想上振れを受けてさらに続伸し一時148円台半ばまで上昇しました。

18日(木)には反動で147円台後半へと押し戻される場面もありましたが、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで労働市場の底堅さが意識されて148円台へと持ち直し、19日(金)午後には17日に付けた高値を上抜けて148円台後半へと上値を伸ばすなど、底堅い動きとなりました。

今週のドル円はドル高が進み、年初来高値を更新する展開となりました。米FRBのウォラー理事が利下げに慎重な姿勢を示したことや米指標の好調な結果を受けてドル買いが強まり、148円を突破して円安ドル高が進みました。

来週は日銀会合や植田総裁の会見、米12月個人消費支出(PCEデフレーター)などの重要イベントが予定されています。日銀の早期政策修正観測が後退し円売り圧力につながる中、植田総裁が今後の政策についてどのような見解を述べるかに注目が集まりそうです。

 



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