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ドル円以外のドル売りで攻める!円は弱いという前提で臨むべき 2023/11/27(月)井上義教

円が弱く、ドルが弱く、円とドルが同じくらい弱いという構図【明快!テクニカルレビュー】

動画配信期間:2023/11/27~2024/02/27

大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!

時間がない方向け「ポイント要約」ドル円
・円安 ドル安でドル円はニュートラル
・ドル円をどうこうするのはイマイチ
ユーロ円
・3本連続陽線&実体線が短期線の上側に
・売りを選択するのはイマイチ
ポンド円
・V字型に戻して高く引けた
・ダイバージェンシーもあまり気にすることはなさそう
豪ドル円
・非常に強い形で引けている
・チャート的には強そうな雰囲気
ユーロドル
・14日の大陽線から取引価格帯を上に持ち上げられている
・上値余地が大きいという判断

トレード戦略
・円は弱いという前提で臨むべき
・ドル円以外でドル売りのポジションを作る

 

目次

0:00 ドル円分析
1:31 ユーロ円分析
2:06 ポンド円分析
2:21 豪ドル円分析
2:47 対円通貨ペア分析まとめ
3:30 対ドル(ユーロ・ポンド・豪ドル)分析
6:03 トレード戦略まとめ
6:20 【PR】口座開設特別キャンペーン

要約

先々週の終わりぐらいから少し円高方向へ動きました。「いよいよ円高か?」という話なんですけど、そうはならないでしょうね。ドル円以外の対円通貨ペアを見る限り、やはり円安の方に向かいそうな雰囲気が伺えるなという気がします。

ユーロ円は水木金と3本連続陽線で実体線が短期移動平均線の上側に出てきました。MACDも宙ぶらりんからやや上向きになってくるのではないかという気がします。このチャートで売りを選択するのはイマイチかなという気がします。

ポンド円はV字型に戻して高く引けまして、ユーロ円よりも強く引けているのが分かります。終値ベースでも1番高いところを更新していますし、MACDは2本の線が交わることなく反発。ダイバージェンシーになっていますが、あまり気にすることはないのかなと思います。

豪ドル円も非常に強い形で引けています。先週の終わりから月火までは上ヒゲ下ヒゲを伴ってやや微妙な感じでしたが、水木金と3本の連続陽線で高く引けた。終値ベースで見ると11月15日以来の高値ということですので、これもチャート的には強そうな雰囲気ですよね。3本の移動平均線がいずれも右上がりで、実体線が1番高いところに位置しています。

対円はドル円を見るとイマイチですが、他の通貨ペアを見ると、まあまあ円安かなという感じですので、円は弱いという前提で臨むべきなんだろうなという風に思います。

ユーロドルは右往左往ありましたが、結局高く引けたということで、ドル安という感じでしょうかね。中期長期の移動平均線がかなり鋭くゴールデンクロスしているのが目につきます。それから、14日の大きな陽線から取引価格帯を上に持ち上げられていますので、14日の陽線の効果がまだ十分残っていて上値余地が大きいという判断で良いのではないかなという風に思います。

そしてユーロ円が強い以上にポンド円が強かったのと同じように、ポンドドルはかなり高いところで引けているんですね。水準的には9月の上旬以来。実体線が値持ちすれば中期長期の移動平均線のゴールデンクロスが待ち構えていますし、かなりいい感じではないかなという風に思います。

ユーロが強いのか、ポンドが強いのか、ドルが弱いのか、という話にはなるんですけど、豪ドル米ドルを見ても同じようなチャート形成になっていますので、なんとなくドルが弱いという判断で良いのではないかと思います。
円安・ドル安でドル円はというと、ニュートラルっぽい感じですので、円が弱くて、ドルが弱くて、円とドルが同じくらい弱いという風な構図なのかなと思います。

アメリカのインフレ次第というところはありますけれども、やはりアメリカの金利が若干下側に動きつつあるような気がします。先週金曜日もそんなに株が売られるっていう感じもありません。さすがにインフレインフレという形からは若干距離を置き始めているのではないかなという気がします。アメリカの金利が下がるからと言って、そのままドルを売るというのも、なんか節操のない話ではあるんですけれども、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドル、この3つのチャートを見る限りではドル安の方に少し傾くのかなという印象を持ち始めています。もちろんボラティリティがないというのは何ともしがたいところではあるんですが、動く方にできるだけポジションを取るということになるのかなという風に思います。
ただ、ドル円をどうこうというのはイマイチかなという感じがしますので、ドル円以外でドル売りのポジションを作るのが、チャート的にはいいのではないかという感じがします。チャート的にはと言っても、ここからユーロドルがどこまで伸びるのかとか、ポンドドルがどこまで伸びるのかっていう話はあるんですけど、ボラティリティが乏しいなら乏しいなりに、しっかりとリスクテイクする形を取らざるを得ないのではないかなと思います。年末にかけて、また流動性が落ちそうな雰囲気もありますけれど、できるだけチャートを見て素直にリスクテイクするという感じですね。 
ドル円のチャートを見ると上も下もっていう感じがしますけども、ドル円以外のチャートを見ると比較的方向感が出やすい感じにはなってきていますので、これが続いてくれればいいなと思っております。

「FX ウィークリーテクニカルレポート」
https://www.gaitame.com/media/entry/2023/11/27/085025

 
井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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