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最新動画は【明快!テクニカルレビュー】で公開しています。
動画配信期間:2023/11/06~2024/02/06
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
目次
0:00 ドル円分析
1:13 ユーロ円分析
1:58 ポンド円分析
2:52 豪ドル円分析
3:39 対円通貨ペアまとめ
3:49 ユーロドル分析
5:07 トレード戦略まとめ
6:37 【PR】口座開設特別キャンペーン
要約
雇用統計の発表に伴うアメリカの金利の低下で、ドル売りにつながりました。特に、ドル円の日足チャートを見ると円高方向に進んでいることが明らかです。先週の市場はまだ様子見の状態が続いていましたが、現在はドル買いの立場が苦しくなっている感じがします。
ドル円は金曜日に陰線を描き、MACDはゴールデンクロスからデッドクロスへと転じています。このため、チャートを見る限りでは買いにくい状況になっています。
ユーロ円は3つの移動平均線が上昇傾向にあり、ポンド円も火曜日の高値を超えた後に高値を更新しています。ポンド円においては、短期と長期の移動平均線がゴールデンクロスしており、MACDも0ラインを超えて上昇しています。これらの点から、ポンド円はさらなる強さを示していると言えます。
ユーロドルに関しては、アメリカの金利が低下するとリスクオンの動きが見られ、ドル売りが進みました。金曜日の動きからは、下落トレンドが一旦終了し、上昇の可能性が見られる状態です。短期と中期の移動平均線が上向きに転じ、長期の移動平均線も横ばいから上昇に転じる可能性があります。
これらのことから、ドルに対するスタンスを修正する必要があるかもしれません。特にドル円においては、これまでの買いの動きから潮目が変わってきた可能性があり、市場の動きを慎重に見極めることが求められます。
「FX ウィークリーテクニカルレポート」
https://www.gaitame.com/media/entry/2023/11/06/073331

株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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