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ドル円午前の為替予想、10カ月ぶりに148円台を突破!日米金利差意識で本日も上値を試す!? 2023/9/21


午前の為替予想は… 金利差拡大で148円台へ 介入警戒くすぶり上値追うなら海外市場か

作成日時 :2023年9月21日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

147.800-148.900円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は10カ月ぶりに148円台へと上伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を5.25-5.50%に据え置いたものの、政策金利見通しで年内に25bp(0.25%ポイント)の追加利上げを示唆した。来年2024年については利下げを予想しつつも、利下げ幅は前回見通しの100bpから50bpに半減。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「インフレが目標に向かって持続的に低下していくと確信するまでは引き締め的な政策を維持する」と表明した。FOMCの「タカ派的な据え置き」を受けてドル/円は昨年11月以来の高値となる148.35円前後まで上伸した。
なお、米10年債利回りは2007年以来の4.41%付近へと上昇し、2年債利回りも2006年以来の5.18%付近まで上昇している。ドル/円は本日も日米金利差拡大が意識されて上値を試す展開となりそうだ。
もっとも、明日は日銀の金融政策発表が予定されており、将来的なマイナス金利の解除に関する手掛かりがあるか注目されている。また、本邦財務省は「あらゆる手段を排除せずに適切に対応する」として円安を強くけん制しており、ドル/円の上昇ピッチが速まれば相応に円買い介入の可能性も高まることになる。このため、特に東京市場では積極的に上値を追う展開にはなりにくいと見られ、149円台に向けた続伸があるとすれば海外市場でという動きになりやすいだろう。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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