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最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。
動画配信期間:2023/9/7~2023/9/21
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
目次
0:00 ドル円相場振り返り
2:15 カナダドル相場振り返り
3:49 米ベージュブック
4:18 ポンド相場振り返り
5:00 ユーロ相場振り返り
5:17 ドル円分析
6:18 神田財務官の発言と介入警戒感
要約
昨日は結構ドル円動いたなぁというイメージなんですが、まずは当局発言が久々に出ましたよね。そして、昨日の最大の注目材料アメリカの8月ISM非製造業指数の結果を受けて、再び上昇ということで全般的にやっぱりドルは底堅い。ただし、上値も介入警戒感で重かったというのがドル円の動きでした。
今後のドル円の展望ですが、ピボットを見ますと今日のデイリーピボットは147.50円前後、上は148円前後、下は147.20円前後ということで、まずは147円台の攻防戦になるのかなと思います。147.50円がまずは下の注目材料、上は147.80円からの売りをどうこなしていくのか、また当局の発言が出るのかどうか。
昨日の神田財務官の発言ではトーンが少し高くなってきました。ただ、昨年の介入の実績を見ると、1日の値動きが2円近くにもなるっていうのはボラティリティが高すぎるのではないかということで、介入しました。一方、今回はじわじわと上がっているので、ボラティリティを材料にするのであれば、やっぱり2円近く動かないと、っていうところもあるかと思うんで、現状では厳しいと思います。
昨年とはちょっと状況が違う部分もありますが、やはり今のマーケットの動きを見ると、みんな介入を警戒してると思うんですよね。ですから、それを警戒しながらいつ出てくるのか。発言があったら当然昨日みたいに売れられますけど、売られたところはしっかり押し目が入ってまた買い戻されてしまう。また、介入が怖いから割と短期に売って、また買うみたいな、そんな感じでやってるところが多いんじゃないかなという感じがします。引き続きドル円に関しては、介入警戒感しつつも押し目をが作られるかどうかっていうところを注目していくのかなというふうに思います。
株式会社ADVANCE代表取締役 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行で、20年以上にわたり、為替ディーラーとして活躍。現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。ブログ「YEN蔵のFX投資術」、メルマガ「YEN蔵の市場便り」で個人投資家に対して為替に関する情報を発信しており、人気を博している。
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