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来週の為替予想(ポンド/円 ユーロ/円) 「抵抗帯の上抜け期待高まる、もう一段高も」ハロンズ FX 2023/8/11

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2023年8月10日 16時50分

抵抗帯の上抜け期待高まる、もう一段高も

8月7日週のユーロ/円・ポンド/円はレンジ上限拡大

日銀の大規模緩和の継続観測が支えとなり、米ドル/円が144円台回復を果たすと、ユーロ/円は158.494円、ポンド/円は183.522円まで上伸しました。ただ、途中ではイタリア政府が銀行の超過利潤に対して課税する方針を示すと、株式市場の下落を通じたリスク回避の流れから、ユーロ/円は156.342円、ポンド/円は181.379円まで反落する場面もありました。(各レート水準は執筆時点のもの)

FX ライブ配信、リスクオフでも1㌦143円台、止まらない円安に赤信号? (2023年8月9日)


※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

天然ガス価格急騰、経済への不安の種?

欧州中央銀行(ECB)が公表した消費者期待調査では、1年先と3年先の期待インフレ率が5月調査分をどちらも下回り、期待インフレ率が低下していることが確認されました。また、目標の2%を上回るインフレ率であるため、タカ派な姿勢が変化するとは考えにくいものの、市場では9月利上げをスキップするのではとの見方も出始めています。夏季休暇中で目立った要人発言がなく、ECBの姿勢を確認するすべが乏しい中、8月18日のユーロ圏7月消費者物価指数(HICP)が下方修正されるようなら、利上げ期待の後退からユーロの上値が重くなるかもしれません。

また、豪州の天然ガス施設で働く労働者のストライキで天然ガス価格が急騰しており、ストが長引くようなら、冬場のエネルギー備蓄への不安から欧州経済へダメージを与える可能性もあります。もっとも、これが直ちに懸念される状況にはなく、本邦と主要国の金融政策格差をベースとした円売り優勢の流れから、ユーロ/円の下値は底堅い推移が続きそうです。ユーロ/円は、直近の抵抗レベルである158.00円を上抜けつつあり、終値ベースで158円台をキープできれば、160円台が見えてきそうです。もっとも、上昇ペースが速いため、21日移動平均線付近までの押し目を待って、買い出動を考えたいです。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:EUR/JPY:156.500-160.500

英インフレ指標に一喜一憂

8月15日には雇用指標、8月16日には7月消費者物価指数(CPI)が発表されます。6月は、ボーナスを除く平均賃金が予想を上回る強い伸びを示した一方で、消費者物価指数は予想を下回るなど強弱まちまちでインフレに対する見解は分かれました。今月の指標が利上げ幅拡大への期待を高めるのか、それとも利上げ期待がはく落するのか注目されます。

揃って強い結果となれば、9月の利上げ幅拡大が意識されてポンド高進が見通せる一方、揃って市場予想を下回れば、利上げペースの減速観測がポンドを圧迫するでしょう。何れにしても、9月の英中銀の政策行動がまだ流動的であるため、ポンドはこれら指標結果を受けて一喜一憂することになりそうで、注意は怠れません。ポンド/円は、7月5日高値(184.010円)が次の節目になりますが、これを上抜けてくればその次は2015年12月高値(186.339円)が目標値と考えます。一方、下方向は8月8日安値(181.379円)付近が押し目の目安となりそうです。

【ポンド/円チャート 日足】

GBP/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:GBP/JPY:181.000-186.500

8/14 週のイベント

8/15(火) 15:00 イギリス 7月失業保険申請件数
8/15(火) 15:00 イギリス 7月失業率
8/15(火) 18:00 ドイツ 8月ZEW景況感調査
8/15(火) 18:00 ユーロ 8月ZEW景況感調査
8/16(水) 15:00 イギリス 7月消費者物価指数(CPI)
8/16(水) 18:00 ユーロ 4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)
8/16(水) 18:00 ユーロ 4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)
8/16(水) 18:00 ユーロ 6月鉱工業生産
8/17(木) 18:00 ユーロ 6月貿易収支
8/18(金) 8:01 イギリス 8月GFK消費者信頼感調査
8/18(金) 15:00 イギリス 7月小売売上高
8/18(金) 18:00 ユーロ 7月消費者物価指数(HICP、改定値)
8/18(金) 18:00 ユーロ 6月建設支出

一言コメント

8月16日は新月。なので、週後半はユーロやポンドの反発が期待できるのかもしれない。

 
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