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ユーロ/円 上を試せば期待できるか・・・ 

今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ユーロ/円 上を試せば期待できるか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終盤にV 字型に切り返したことで上伸が予想されましたが戻り歩調も週央まで、木曜日以降は陰線が連なり156円台前半での越週となっています。どうも7月中旬以降は上値を追っても重く、下値を試しても跳ね返されると言った形の動きが続き、156円どころがちょうど居心地の良い値動きとなっていますね。
移動平均線は、中期が下落する一方で短期・長期が上昇しています。短期・中期の移動平均線がゴールデンクロスを形成しましたが実体線の居場所は短期の移動平均線水準を下回っていて、圧倒的に買い方有利とも言いにくい状況となっています。ただ、引き続き上昇傾向を保っている長期の移動平均線が下支えとなっている可能性は高いかもしれません。
今週は、条件付きで買い先行スタンスとしたいイメージを持っています。その条件というのは、先週の高値越えを想定しておくとよいのではないでしょうか。実体線が先週の高値を超えてくれば7月21日の戻り高値もほんのすぐ先、そこを超えれば青天井ということで売り方の買い戻しが一気に見込めると思います。ジリジリと値を上げ、気付いたら高い位置にいるという形の値動きになるかもしれませんね。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 フラフラしているだけなのかも・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が良かったことから上伸基調で始まりました。月曜日に7月21日の戻り高値を超えて売り方の買い戻しを巻き込みましたが週央に高値を付け、週末にかけては連続陰線でやや安く越週となっています。買い戻しは入ったものの追随の買いは持ち込まれなかったということを示しているように思います。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。実体線が高い位置へ持ち上げられたことで下値不安は和らぎつつありますが、先週後半の動きを見ていると一気に上伸という流れに持ち込むのも難しいような気がします。一方で、実体線が先週の高値を超えてくるようであれば6月下旬の戻り高値が完全に射程圏内に入ってきますので、そこはすかさず買い先行 スタンスで臨みたいと考えます。

■ ポンド/円 買われそうで買われない・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。ドル円 ・ユーロ円よりも先に週間の高値を付けたという点がポンド円の特徴的な動きとなっています。とは言え、上値追いに追随の買いが見られなかったという点はドル円・ユーロ円と共通した値動きと言えそうです。このところ、実体線が中期の移動平均線の下側に乖離すると戻し、上側をトライするも戻されるという形で、実体線が中期の移動平均線に吸い寄せられる動きが続いています。
今週は、少し様子を見てみたいというのが正直なところです。中期の移動平均線から上下どちらかに乖離する動きがいずれ本格化すると思いますが、終値ベースで先週の高値越えあるいは先々週の安値割れといった形でスタンスを幅広にとっておくべきではないでしょうか。個人的には、先々週の戻りが強烈だっただけに上方にブレイクする可能性の方が高いのではないかと考えています。

■ オージー/円 上値の重い展開が続きそう・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。月曜日こそ陽線で高く引けましたが火曜日以降は陰線続きで下押しの動きが継続、最終的に実体線は長期の移動平均線水準をも割り込む形での越週となっています。他の対円の通貨ペアと異なり上値の重さが明確に見えることから、買い方の苦しいポジション繰りが間接的に垣間見えます。
今週は、売り先行スタンスで臨みたいところです。終値ベースで実体線が長期の移動平均線水準を下回ったのは実に5月11日以来ということで、買い方と売り方の勢力図が反転した可能性を強く感じさせるチャート形成と言えそうです。もちろん、7月28日の下ヒゲが下支えになる可能性はありますが、だからと言って新規で買いでインできるようなチャートからはほど遠いと考えてよいと思います。

■ ユーロ/ドル このチャートでは何とも・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。先々週の流れを引き継ぎ、週初から下値模索の動きとなりました。ただ、水曜日・木曜日に実体線が長期の移動平均線水準を攻め立てるとやや 買い戻しの動きが広まり、金曜日は陽線が出現して上側に跳ねる形での越週となっています。ただ、戻したと言っても7月27日の陰線を埋めるには遠く、「ただ戻した」という消極的な買われ方だと考えるべきかもしれません。
今週は、少し様子を見てみたい感じがしています。ボリンジャーバンドの幅もかなり縮まってきていますし、上値追いの動きも下値模索の動きもボラティリティを伴った動きに発展する可能性は低いかもしれません。ただ、先週金曜日の戻りを前提に考えると、先週の安値割れは買い方の投げを誘う可能性が高く、そこから下落トレンド入りといったシナリオも想定しておくべきかもしれません。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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