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ドル/円、各国との金利差拡大観測…円安主導で142円台に定着できるか!?(NY市場の見通し)

ドル/円、各国との金利差拡大観測…円安主導で142円台に定着できるか!?

本日、東京市場のドル/円は、141円台後半でもみ合う展開。仲値公示にかけて141.90円前後まで強含みましたが、その後141.61円前後まで小緩むなど、小幅な値動きとなっています。

欧州時間に入ると、スイス中銀(SNB)が市場予想通り0.25%利上げを決定したことで円買い・フラン売りが強まり、ドル/円は143.70円前後まで下押ししました。その後、ノルウェー中銀が市場予想(0.25%利上げ)を上回る0.50%利上げを決定しています。そうしたことから各国との金利差拡大観測が高まったこともあり円売りが強まると142.00円前後まで上値を拡大しました。

本日の20時には英中銀(BOE)が政策金利を発表します。市場は0.25%利上げを確実視しており、0.50%利上げの可能性もあると見られています。どちらにせよ、日銀との政策スタンスの違いが改めて意識されると円安主導でドル/円はさらに上伸する可能性がありそうです。そうした中で、年初来高値142.37円前後を試す展開となるか注目しましょう。また、2週連続で26万件を超えている米新規失業保険申請件数の結果も気になります。

23時にはパウエルFRB議長が昨日の下院に続いて上院で証言を行いますが、内容は昨日とほぼ変わらないと見られておりドル/円相場への影響は限定的となるでしょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

6/22(木)
20:00☆トルコ中銀政策金利
20:00☆BOE政策金利
20:00☆英MPC議事録
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米1-3月期経常収支
22:55 ボウマンFRB理事講演
23:00 米5月中古住宅販売件数
23:00 米5月景気先行指標指数
23:00 ユーロ圏6月消費者信頼感・速報値
23:00☆パウエルFRB議長議会証言
23:30 デギンドスECB副総裁講演
24:00 米EIA週間原油在庫統計
28:00☆メキシコ中銀政策金利

6/23(金)
08:30☆日本5月消費者物価指数
※☆は特に注目の材料

最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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