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オージー/円 買い方は苦しい限り・・・

今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  オージー/円 買い方は苦しい限り・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。火曜日の陰線の出現で2月24日の安値を下回ってしまい、買い方の投げが持ち込まれる形に発展しました。週央以降も買い方の投げが止まらず、週末には一気に1月下旬の水準まで売り込まれる展開となっています。週間を通じた上下の値幅も3円を超え、下落のペースが速いことから、買い方の逃げ遅れが残っていることが懸念される状況と言えそうですね。
移動平均線は、3本とも下落しました。短期と長期の移動平均線がデッドクロスを形成し、実体線が3本の移動平均線の下側で推移していますので、下落トレンド入りの可能性を強く示唆する形状と言ってよいのではないでしょうか。MACD線もゼロライン割れを実現していて買い方の投げを誘う形、買い方に有利な指標を見つけることが難しい展開となっています。
今週は、売り先行スタンスで臨みたいところです。ボリンジャーバンドの幅がやや広がりを見せていることから、大きく戻す局面もあるかもしれませんが、結局買い方の戻り売りに押される展開になるような気がします。オージーという通貨に対する価値そのものが弱くなる展開入りの可能性も十分想定される状況と考えられますので、安易な押し目買いはワークしないと心得た方がよいかもしれません。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 緩やかな上昇トレンドは終焉を迎えたかも・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週央までは何とか従来の緩やかな上昇トレンドを維持していましたが、木曜日以降の連続陰線でいよいよ上昇トレンドの終焉を迎えたと判断をせざるを得ない形状となっています。先週末の終値は2月23日以来の水準ということで、しかも実体線が中期の移動平均線を久しぶりに下回っていて、視覚に訴える形でチャートの悪化が見られています。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。実体線が戻せば上昇トレンドへの回帰の可能性も当然ありますが、MACDがデッドクロスを形成していて、ボリンジャーバンドの幅も狭くなっていますから、戻りには戻り売りが待ち構えていると考えるのが妥当ではないでしょうか。これまでの「貯金」がありますので一気に下落トレンドに入る可能性は高くないかもしれませんが、押し目買いはワークしにくい展開へ進んだような気がします。

■ ユーロ/円 上値の重さが際立つ展開・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。月曜日に陽線が出現し、先々週の高値に迫る構えも見せましたが、火曜日に陰線が出現した後は上値を切り下げる展開、金曜日も果敢に上値トライの動きを見せましたが、結局木曜日の高値を超えたところでは安定せず、長い上ヒゲを残して陰線で安く引けてしまいました。買い方にとってはどうにも欲求不満の残る、不発弾のような展開になっています。
今週は、気持ち売り先行スタンスで臨みたい感じがしています。やはり、先週の動きを見るにつけ、上値・下値ともに切り下げている状況が鮮明となっていますので、これは買い方にとってかなり重荷と言えそうです。MACDも明確にデッドクロスを形成していて、こちらも上値の重さに直結する指標になると思います。戻しても安定しきれず、自然と下落するような展開を予想します。

■ ポンド/円 長い上ヒゲの意味するところは・・・ 
先週は、木曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。火曜日の陰線の出現をきっかけに下値模索の動きを見せましたが、金曜日に突如として一気に上値追いの動き、ただし長い上ヒゲを形成して上値を抑えられる展開となり、結局小陽線で越週という形になっています。金曜日の上ヒゲの解釈が難しいところではありますが、とりあえず上値を抑えられた事実は重く捉える必要があるような気がします。
今週は、難しいところですが、売り買いどちら? という観点で言うと、売り先行スタンスを取るべきではないでしょうか。やはり、先週金曜日の長い上ヒゲは先週火曜日の陰線の出現を肯定する印象を与えるイメージが強いように思います。結局のところ、戻れば戻り売りが控えていますし、下落した場合には売り方の買い戻しよりも買い方の投げが先行する可能性が高いのではないでしょうか。

■ ユーロ/ドル なかなか下がらないが・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。火曜日の陰線の出現で実体線が3本の移動平均線を一気に割り込み下値模索の可能性を強く感じさせましたが、水曜日以降は意外にも反転攻勢を見せ、結局木曜日・金曜日と連続陽線が出現、週末は火曜日の陰線を半分以上戻したところでの越週となっています。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週金曜日に週初の高値を超えるところまで上値トライする動きを見せましたが結局上ヒゲを残していますし、下側は下側で先週後半の取引価格帯が控えていますから、やはり下落局面では買い戻しも入りやすい展開が予想されます。少しスタンスを幅広に取り、終値ベースで先週の高値を超えてくるようなら強いかも、先週の安値を切ってくるようなら弱いかも、くらいのイメージでよいかもしれません。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。