中国景気の拡大期待が中南米通貨買い=メキシコペソ
昨日の中南米市場は対ドルで買いが目立つ展開となった。中国の製造業PMIの10年ぶりの強さが、対中輸出の大きい中南米諸国経済にもプラスとの思惑が広がった。特に銅の主要生産国であるチリペソは、同国の1月の経済成長が予想以上となったこともあり、対ドルでの買いが目立っていた。
メキシコペソも買いが目立っていたが、メヒア中銀副総裁が利上げペース減速の可能性に言及したことがやや売りとなった。ドルペソは東京午後からロンドン市場にかけて18.30近くがやや重くなると、中南米市場で18.06台までドル売りペソ高となった。その後18.17前後まで戻したが上値が重くなった。
対円ではドル円の下げに一時7円40銭前後を付けたが、その後7円52銭台を付けている。
MXNJPY 7.521
(配信:みんかぶFx 2023/3/2(木) 7:36)
昨日の人民元高に少し調整=中国人民元
昨日は朝の中国製造業PMIの好結果を受けてドル人民元は1ドル=6.93元台から6.86元台前半まで大きくドル安元高となった。今朝は少し調整が入り、6.88元台での推移。対円でも元高が進み、19円85銭前後を付けたが、少し調整が入っている。
CNYJPY 19.789
(配信:みんかぶFx 2023/3/2(木) 11:03)
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