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ターゲットは、まさかの140円?2月は大幅上昇で終えたドル円、さらなる上昇なるか?【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

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個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2023年3月1日15時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

目次

▼ドル/円、ターゲットはまさかの140円!
▼石炭輸入再開!?豪ドル/円に妙味!

ドル/円、ターゲットはまさかの140円!?

本日から3月に入りますが、2月のドル/円はよく上昇しました。
値動きの難易度的にはかなり高かったと思います。

USD/JPY 日足
出所:Tradingview

2月初旬の安値は128円付近からの上昇となり、筆者も買いで何度もしつこくエントリーしながら収益をあげていったのですが、ところどころの経済指標に踊らされながら損切りに何度かヒットしてしまいました。
結局2月の米経済主要指標は全てドル高要因のものばかりで、ターミナルレートの市場予想を再検討しなければならないほどの内容ばかりでした。
米経済は「強い」です。流石と言わざるを得ないほどの強さでした。
昨年高値の152円付近から127円台までの下落があったわけですが、そこからすでに9円近くも調整上昇をしております。
週足レベルですでに38.2%戻しの水準まで回復しているので、目先の達成感があります。
一度浅い押し目を提供して、最終的には半値戻しのレベル程度ぐらいまで続伸するように思えます。
ターゲットはまさかの140円手前を意識する展開でしょうか?

USD/JPY 4時間足
出所:Tradingview

ドル/円4時間足で押し目買いを狙っていきます。
上昇ペースが早いため、この速度が維持されるイメージにて、最初の押し目買いは135.25円付近を意識しておこうと思います。フィボナッチ23.6%押しから意識する展開を予想し、さらに買い下がることを前提に、週足のサポートライン134.66付近からでも追加のエントリーが狙えるようにしておくべきでしょうか?

4時間足ではRCI26(水色)がすでにダイバージェンスしており、下落反転を示唆しております。RCI的にはすでにピークを予想しており、RCI52(オレンジ)が+80ラインを割り込んでくるならば、調整が開始されるように思えます。

ドル/円をロングしたい気持ちを抑えて、この2つのラインまでの押し目を待ちたいと思います。

石炭輸入再開!?豪ドル/円に妙味!

本日2つ目の通貨ペアは、豪ドル/円日足をチョイスします。
実は先日、外為どっとコム総研の中村さんにご来社いただきまして、豪ドル/円の上昇ポテンシャルについて中期的な目線でご一緒させていただきました。

【youtube動画】
豪ドルの急騰材料はコレだ!100円までの上昇シナリオを解説|外為どっとコム総研 中村氏とコラボ 豪ドル円の今後を決める重要材料を紹介

動画内容をかいつまんで説明申し上げると、
・中国の石炭輸入規制一部解除
・中国経済はコロナ明け
・円安再開要因

これらに触れており、またオーストラリア経済は高インフレですが、経済指標は良好であり、高インフレであること、これらを踏まえて、ポテンシャルは十分だと論じた動画になっております。
現状考えられるファンダメンタルズも年内は好調と判断して、上昇目線で論じた動画になっております。
詳細はぜひ、上記動画からご視聴いただければ幸いです。

チャート分析に移りますが、

AUD/JPY 日足
出所:Tradingview

昨年の安値と高値は87.35-98.80円ゾーンとなっておりまして、現在は中央値よりやや低い水準で推移していることがわかります。
年末にかけて豪ドル/円が下がったものの、徐々に下値を切り上げている状態でして、この2ヶ月間は底堅かったことを示唆しております。
日本でもYCCのバンド幅拡大(+0.50%まで許容)が金融引締め政策として捉えられて円高相場がありました。しかしながら、そのほとぼりは冷めつつあります。

植田新総裁の所信聴衆も黒田総裁と変わらず、金融緩和一点張りだったということも考えても、政策変更の可能性は低いと感じます。
おそらく日本も少しずつインフレ率が低下すると思いますので、長期金利上昇にも飽きがくるように思えます。
よって、その場合は遠慮なく円安相場がやってきますので、昨年3月から始まった円安トレンドを彷彿させる上昇があるかもしれません。
直近高値は2月中旬につけた93円レベルですので、目先この上値を目指す展開を予想しております。
RCI7(赤)と9(緑)と52(オレンジ)は上方向ですが、RCI26(水色)は下方向に向いております。
しかしながら、0.00ラインまで到達しており、この付近からの反発は本格上昇再開の合図にもなりやすいので、93円超えを実現する場合、むしろ上昇トレンドが加速しやすくなるでしょう。
豪ドル/円に関しては、中期的な分析になりますが、スイングトレードネタとしてはおすすめでしたので、ご紹介させていただきました。
ドル/円は押し目待ち、豪ドル/円は中期大幅上昇を意識して3月トレードをスタートさせていたきたいと思います。

【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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