FX/為替予想「豪ドル/円はネガティブな国外要因の影響から売られる?」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/8/31

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は、一時1バレル=90ドル台まで下落するなど大幅反落。米国や欧州で大幅利上げ観測が高まったことで、欧米経済減速懸念、原油需要の減退懸念が強まった。終値は1バレル=91ドル台(8月30日)。

・7月分の豪雇用者数は4.09万人減と予想の2.5万人増を大幅に下回る。失業率は3.4%まで低下、労働参加率は66.4%(前月66.8%)へ低下した(8月18日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調な伸びを続けている(8月17日)。

・8月2日の豪準備銀行(RBA)理事会で政策金利を市場予想(0.25%~0.50%)通り0.50%の利上げを実施。次回以降も大幅利上げの可能性は残したが、先月までのタカ派的な姿勢は後退した。

・7月27日発表の豪2022年4-6月期消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円はネガティブな国外要因の影響から売られる?

本日は豪国内に注目指標などの発表は予定されていない。そのため、国外の経済指標などの結果を受けた株価、コモディティ価格動向が豪ドル相場を主導することとなる。

東京時間には中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)に注目したい。市場では49.2と好不況の境目と言われる50.0を2カ月連続下回る(7月は49.0)との予想となっている。8月は熱波の影響から四川省などで電力不足が発生し、工場の操業にも影響が出た。その他、ゼロ・コロナ政策を堅持する影響で部分的なロックダウンが各都市で繰り返されている。これらの影響を見極めることとなる。予想を下振れれば、中国と交易関係の強い豪ドルへの売り圧力は強まりそうだ。

他方で、欧州と米国では、「景気の減速を無視してでもインフレを抑える」といった趣旨の金融当局者の発言が数多く見られるようになってきた。欧州ではドイツの8月雇用統計ユーロ圏8月CPIに、米国では8月ADP雇用統計に注目が集まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の9月の大幅利上げはほぼ確実視されている。一連の経済指標の結果が、景気減速を想像させるような内容であれば、欧米の景気減速懸念が株安や資源価格の下落に繋がり、資源国通貨である豪ドル売りの材料となるのではないか。

個別の想定シナリオ

■欧米の経済指標の結果が経済減速を連想させる
⇒株価、資源価格が下落
⇒資源国通貨の豪ドルに売り圧力
⇒豪ドル/円は下落

チャート分析

今後の注目材料

10:30 中国8月製造業PMI
16:55 ドイツ8月雇用統計
18:00 欧州8月CPI
21:15 米国8月ADP雇用統計

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは雨。8時に豪ドル/円、豪ドル/米ドルのRSIで買いシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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