FX/為替予想「豪ドル/円は中国の景気減速懸念が警戒材料」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/8/22

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は小幅続伸。米ドルの大幅高を背景に、一時1バレル=88ドル台まで下落した。一方で、17日に発表された米週間石油在庫統計にて、原油、ガソリンの両方が大幅に取り崩されていたことが支えとなり92ドル台まで反発した(8月19日)。

・7月分の豪雇用者数は4.09万人減と予想の2.5万人増を大幅に下回る。失業率は3.4%まで低下、労働参加率は66.4%(前月66.8%)へ低下した(8月18日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調な伸びを続けている(8月17日)。

・8月2日の豪準備銀行(RBA)理事会で政策金利を市場予想(0.25%~0.50%)通り0.50%の利上げを実施。次回以降も大幅利上げの可能性は残したが、先月までのタカ派的な姿勢は後退した。

・7月27日発表の豪2022年4-6月期消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円は中国の景気減速懸念が警戒材料

今週は週後半に米ジャクソンホール会議が予定されている。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派姿勢を継続していくとの見方が強まっていることで、米ドル/円を中心に底堅い動きが予想される。

本日は中国の1年物/5年物ローンプライムレート(LPR)が公表される。中国は8月15日に1年物中期貸出制度(MLF)金利を引き下げた。これにより、市場は本日のLPRも同様に0.10%の利下げを織り込んでいる。予想を上回る利下げ幅だった場合はもちろんのこと予想通りだったとしても、利下げをした事実が材料視されれば対米ドルで人民元売りが強まる可能性がある。その際には、米ドル高圧力が対円、対豪ドルでも強まってきそうだ。豪州は中国との交易関係が強いぶん下げ幅が大きくなる可能性は頭に入れておきたい。

その他、中国四川省では極度の電力不足により、20日までの予定だった工場向けの電力供給制限を25日まで延長している。これにより同省の製造業に生産の遅れなどが生じており、中国経済減速懸念が強まるとリスクオフの円買いとなりそうだ。

個別の想定シナリオ

■中国の景気減速懸念が強まる
⇒世界的な景気減速懸念が強まる
⇒リスクオフの動きが強まる
⇒豪ドル/円は売られる

チャート分析

今後の注目材料

10:15 中国 1年物/5年物ローンプライムレート、公表

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは晴れ。8時に豪ドル/円のストキャスティクスとRSI、豪ドル/米ドルのRSIで買いシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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