FX/為替予想「豪ドル/円、中国の景気悪化懸念はあるが、82円台半ばは底堅い。」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/4/11

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期 消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%(トリム平均)と豪中銀(RBA)の目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。

・RBAがCPIのほかに注視するのが賃金指数。この賃金の伸びが前年比3%を超えるのをRBAは目安にしている。2021年第4四半期前年比+2.3%(最新)。

・4月5日のRBA理事会で政策金利は0.10%で据え置いたが、声明文からインフレの高騰に対して「忍耐強く対応する」の文言が削除された。

・中国、一部都市ロックダウンにより景気回復に遅れの可能性浮上。上海市はのロックダウンは全面解除まで少なくとも数週間はかかる見通し(4月11日時点)。

・2月分の豪雇用者数は7.74万人増と大幅増。失業率は4.0%と2008年2月、同年8月に並ぶ13年ぶりの低水準(統計開始史上最低)。

・WTI原油価格はウクライナ情勢への懸念もあり98ドル台まで買い戻される(4月8日)。

・日銀は4-6月の国債買入れの増額を発表。

・豪10年債利回り、2015年7月以来の3%台乗せ(4月11日)。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円、中国の景気悪化懸念はあるが、82円台半ばは底堅い。

先週(4月5日)のRBA理事会でのRBAのタカ派化による豪金利先高観が主因となり、豪10年債利回りが2015年7月以来の3%台乗せとなった。豪債券利回りの上昇は豪ドル買いの要因となるが、米金利先高観が豪以上に強いため、米ドル/円の上昇と比べると豪ドル/円は上値を伸ばしきれていない。
豪ドルの支援材料は先述のRBAのタカ派化や底堅く推移する資源価格となる。
一方で、ネガティブ要因は中国最大の経済都市である上海のロックダウンが長引く見通しとなっていること。そして、本日は中国の3月消費者物価指数(CPI:前年比)の発表が予定されている。中国で新型コロナの感染再拡大が始まったのが3月半ばということもあり、今回の3月分への影響は軽微で経済の堅調な回復を示す予想となっている。ただし、上海のロックダウンが長引いていることから、どのくらいの期間になるかは不明だが、今後の中国景気の悪化は免れないと思われる。CPIが強い結果になったとしても、豪ドルの強い買い材料とはならなそう。3月CPIが予想より弱く、2月の前年比プラス0.9%未満となると、交易関係の強い豪ドルにとっては売り材料となる。ただ、再三となるがRBAのタカ派化により、市場では豪利上げ時期の前倒し期待が強まっている豪ドル/円は5日のRBA理事会以降の安値92.41円に近付けば買い圧力が強まってきそうだ。

 

個別の想定シナリオ

■中国CPIの悪化
⇒交易関係の強い豪ドルは売られる
⇒RBAのタカ派化による豪金利先高観
⇒豪ドル/円の売りは一時的

チャート分析

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今後の注目材料

コモディティ価格動向
中国3月CPI

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに晴れとなっている。7時に豪ドル/円のMACDで買いシグナルが、ストキャスティクスでは売りシグナルが点灯。

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【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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