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FX/為替予想「豪ドル筆頭にドル/円、クロス円再上昇か」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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昨日のRBAは政策金利を据え置いたものの、コテコテのハト派から少し姿勢がタカ派寄りに傾斜したことにより、豪ドルクロスが大幅に上昇しました。 中でも豪ドル/円やユーロ/豪ドルのパフォーマンスは大きいものとなりました。
声明文では、「忍耐強く」といった言葉が削除されており(緩和的な姿勢を継続するニュアンスが消えたという意味です)、「インフレと労働コストの両方に関する重要な追加の証拠を政策委は今後数カ月で得られるだろう。政策委は完全雇用、目標と整合的なインフレ率を支える政策決定を行う過程で、こうした証拠や他の情報を評価していく」と発信がありました。
出所:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-05/R9UNA6DWRGG301

つまり、現状のオーストラリア経済が良好な状況を認めており、インフレ率の緩やかな上昇を加味すれば、政策金利の引き上げが始まる可能性について、遠回しに表現を始めたというわけです。
先進国の中では最も経済が好調なオーストラリアだけに、良いインフレ経済を唯一維持している国がオーストラリアだと個人的には考えております。 明日、木曜日は2月豪貿易収支発表もありますが、市場予想は+117億豪ドル(約1.1兆円の黒字)予想です。人口2500万人程度の国が、単月で1兆円を超える黒字をここ何カ月も連発しているわけですから、その経常黒字も凄まじい結果に今年はなるでしょう。
また今週、欧州からロシア産の石炭についても禁輸措置が発表されました。
輸入代替先はオーストラリアとなるでしょう。
この影響もあり、ユーロ/豪ドルも大きく下落しました。
おそらく3月、4月とオーストラリアの貿易収支はさらに向上していくと個人的には確信をしております。
引き続き、豪ドルについては非常に強気なスタンスを継続します。

目次

▼豪ドル/円 4時間足チャート分析
▼ドル/円も上昇再開で再び125円を伺う展開か?

豪ドル/円 4時間足チャート分析

AUD/JPY4時間足

豪ドル/円 4時間足になります。
先週の月曜日にドル/円クロス円はオーバーシュートして上昇を演じ、その後1週間調整、昨日はオーストラリア中銀の影響もあり、最も早く高値まで戻ってきたクロス円が豪ドル/円です。
高値である94.30付近手前では一旦揉みあうでしょうが、いずれ高値を超えてくれば95円に向かうと考えられます。
すでに月足以上でしかレジスタンスラインが見つけられませんが、4時間足のRCI的には調整局面を終えて再上昇するパターンになっております。
RCI26は一度-80を割り込んでから調整を終えており、昨日から+80超えを再実現、RCI52も0.00ライン方向で一時推移しながらも上向き加減に変わってきました。
トレンド再開の合図の一つとなります。
フィボナッチも23.6%押しでピッタリ実現していることから、トレンドの新高値を取りやすいパターンです。
条件が揃っていることから、94円台に再突入も時間の問題かと考えております。
当然、ポジションはキープ、追加の買いを検討しているレベルです。

ドル/円も上昇再開で再び125円を伺う展開か?

USD/JPY 4時間足

つづいて、ドル/円の4時間足チャート分析です。
上昇トレンドの最中といった具合のチャートでしょうか。
ドル/円はフィボナッチ38.2%付近まで押してからの再上昇形状になりつつあります。
豪ドル/円の上昇よりかは勢いが欠ける感じです。
しかしながら、RCI形状は豪ドル/円と同様に良好です。同じくして、RCI26は+80ライン突破でトレンド加速を示唆、RCI52も上方向に向きを変えて上昇再開を示唆しております。
日本政府や日銀は急激な円安を嫌うものの、まだ遠回しに円安牽制を出すに至らない姿勢を示しております。財務省高官からは130円といった明確な数字が出てきているので、個人的には緩やかに数ヶ月かけて130円に上昇することを許容しているようにも感じます。
たしかに120-130円で推移を半年以上継続できるなら、日本のインフレ率も程よく上昇できるでしょう。
急激な円安を望まないものの、円高牽制まではしないという姿勢がなんとなくみてとれますので、徐々に切り上げていくイメージでしょうか?
125円以上に売り物がなく、また急騰する可能性も考えつつも、日足ベースで天井圏での並行チャネルパターンも意識しながら、ポジション管理されると良いかもしれません。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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