豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・豪2021年第4四半期 消費者物価指数は前年比+2.6%(トリム平均)とRBAの目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・1月30日の新型コロナ新規感染者数は約33,730人。24日からジリジリと増加傾向となっている。
・12月分の豪雇用者数は6.48万人増と歴史的な増加を見せた11月分からは減少したものの、堅調な結果。失業率は4.2%と2008年8月以来13年ぶりの低水準。
・米金融引き締めへの警戒感から米ドルが買われやすい。
・原油価格は、中東情勢の悪化やウクライナ情勢への警戒感などから原油供給に逼迫懸念もあり底堅い。
・ウクライナ情勢は「いつロシアの攻撃が始まってもおかしくない状況」。欧米中心に警戒感が強まっている。
・1月30日発表の中国財新製造業PMIは49.1と好不況の境目と言われる50.0を割れる。
・2月1日にRBA金融政策会合。
・1月31日~2月6日 中国は旧正月で連休。
今日のメインシナリオ
日米株価反発で豪ドルは支えられるが、上値は引き続き重い
米国の金融引き締めへの警戒感から米ドルが買われやすい状況は続いている。先週末金曜日の米株価が反発したことや月末要因での調整が入りやすいことから、本日の日経平均株価は底堅い動きとなりそう。日米株価が堅調に推移すれば豪ドルにとっては支援材料となる。ウクライナ情勢への警戒感はリスクオフの米ドル買いに繋がる可能性が高いので引き続き要注意。東京時間に限ると月末要因と中国勢が旧正月で祝日休場なので方向感が出にくくなりそうだ。個別の想定シナリオ
■強すぎる米金融引き締めへの警戒感一服
⇒米株価反発
⇒日経平均も底堅い
⇒豪ドルは下値を支えられる
⇒豪ドル円の下値も限定的
■米ドルが買われやすい地合い(米金利先高感警戒、ウクライナ情勢)
⇒リスクオンに傾きにくい
⇒豪ドルの上値も限定的
チャート分析
注目材料
ウクライナ情勢
日米株価動向
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル円、豪ドル米ドルともに快晴。ただし、点灯したサインはすべて先週末のもの。新たなシグナル点灯を待ちたい。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
ジョコビッチ選手の入国の可否を巡り、開幕前から話題となっていた男子テニスの全豪オープンの決勝が30日に行われ、世界ランク5位のナダル選手が5時間越えの試合を制して優勝。歴代単独1位の4大大会通算21回目の優勝となりました。
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