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ドル/円:ドル堅調。116円台で終えれば一段の上昇へ。113.50割れで下値リスクが点灯、 113円割れで“ドル弱気”に変化。

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ドル/円:ドル堅調。116円台で終えれば一段の上昇へ。113.50割れで下値リスクが点灯、 113円割れで“ドル弱気”に変化。

直近の日足は実体の小さい陰線引けとなり、上昇一服となった。115円台に実体を乗せており、短期トレンドを“ニュートラルから若干ドル強気”に戻している。直近の足が上昇余力に欠けるものであることや、115.60-70の週足の上値抵抗にもぶつかっており、週初の上値追いには限りがあると見られるが、116円台に実体を乗せて終えれば“ドル強気”に変化して一段のドル上昇に繋がり易くなる。一方下値は、115.00-10に日足の抵抗があるが、これを下抜けて終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも、114.60-70、114.00±10銭に一段と強い抵抗があり、下値余地が限られる展開が予想される。但し、114.00±10銭、113.50-60の抵抗を全て下抜けた場合は、下値リスクが点灯、113円割れを見た場合は“ドル弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は115.60-70、116.10-20、116.40-50に、下値抵抗は115.00-10,114.60-70、114.00-10、113.50-60にある。21日移動平均線は114.85に位置しており、若干上抜けて来たが“ダマシ”となる可能性がある。120日、200日線は112.86と111.63に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 一方直近の週足は、前週の陰線をしっかり切り返して寄付き安値の陽線引けとなった。113.50-60の週足の下値抵抗を守り切った感があり、上値トライの動きが強まると見られるが、115.60超えで越週するか、日足が116円台にしっかり乗せて終えない限り、上値余地も拡がり難く、飛びつき買いにも注意する必要がありそうだ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は115.60-70、116.40-50、117.10-20に、下値抵抗は115.00-10、114.20-30、113.60-70にある。113.50以下の越週か、値動きの中で113円割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して112円台前半にある中期的な下値抵抗をトライする動きへ。可能性が低いと見るが112円割れで越週した場合は、中期トレンドの変化に要注意。31週、62週移動平均線は112.22と109.86に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは114.60-70で押し目買い。下値余地を114.30近辺まで見ておく必要がある。損切りは113.80で一旦撤退。ドル売りは115.60-70で軽く戻り売り。損切りは116.10で撤退。 上値は、115.60-70にやや強い抵抗があるが、クリアした場合は115.90-00,116.10-20,116.40-50にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。全てクリアした場合は“ドル強気”の流れに戻して117円超えトライへ。下値は、115.00-10、114.60-70、114.30-40、114.00±10銭にやや強い抵抗が出来ており、全てを切り崩せない可能性が高いと見るが、114円を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに113.50割れを見た場合は、短期トレンドが“ニュートラル”な状態に変化、113円割れを見た場合は“ドル弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。可能性が低いと見るが112円割れで越週した場合は中期トレンドも“ドル弱気”に変化する可能性が高くなる。

ドル/円【日足】期間:2021/05/27~2022/01/28(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/12/14~2022/01/28(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ニュートラルから若干ユーロ弱気”128円割れの越週か、 値動きの中で127円割れを見た場合は新たな下落リスクが点灯。

直近の日足は寄せ線に近い形の足で終え、上下の抵抗を攻め切れずに寄り付き水準に戻して引けている。128円台の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意する必要があるが、トレンドがまだ弱く大幅反発にも繋がり難いと見られる。短期トレンドは130.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻すが、131円台に実体を戻して引けない限り、下値リスクを残すことになる。また、127.50割れで終えた場合や、値動きの中で127.00割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、ユーロの下落余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は、129.00-10、129.80-90、130.40-50に、下値抵抗は、128.20-30、127.50-60、127.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は130.08、129.85、130.52に位置しており、短期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにある。 一方週足を見ると、3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げる流れに変化が認められないが、直近の週足が下げエネルギーの強いものではないことや、週足の下値抵抗を守って終えており、これを守り切って反発に転ずる可能性を残している。短期トレンドが弱いので反発余地が限られ易いが、131.20-30の抵抗を上抜けて越週した場合は、短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなる。この場合でも133.00±10銭に中期的な上値抵抗があり、これを上抜けて越週するまでは上値余地も拡がり難い。逆に、128円割れで越週した場合は新たな下落リスクが点灯、127.00割れを見た場合は124~125円方向への一段の下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は129.40-50、130.40-50、131.20-30に、下値抵抗は128.20-30、127.50-60、126.20-30にある。31週、62週移動平均線は129.86と129.51に位置しており、これらを下抜けた位置で推移しており、下値リスクが点灯中。また、これらが“デッドクロス”する可能性にも注意する必要がありそうだ。 今週の戦略は、ユーロ買いは引き続き様子見か127.60-70まで引き付けて。損切りは127.30で浅めに撤退するか、新たな下落リスクが点灯する126.90に置く必要がある。ユーロ売りは129.00-10で戻り売り。損切りは129.30で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は129.80-90で再度戻り売り、この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す130.60で撤退。 上値は、128.70-80に軽い抵抗が、129.00-10、129.40-50、129.80-90、130.30-40に強い抵抗が控えており、全てをクリアするにはまだ力不足と見るが、130.70-80、131.10-20の抵抗を上抜けて終えれば、短期トレンドが“ユーロやや強気”に変化して上値トライの動きが強まり易くなる。さらに133円台に乗せて越週すれば一段の上昇へ。下値は、128.20-30、128.00±10銭、127.60-70に強い抵抗があるが、127.50割れで終えた場合は新たな下値リスクが点灯、127.00割れを見た場合は、新たな下げトレンドに入った可能性が高くなり124~125円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/07/13~2022/01/28(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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