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ユーロ/ドル レンジを下に逸脱するのでは・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/ドル レンジを下に逸脱するのでは・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。11月下旬以降、1.13を中心としたレンジ取引を続けていて、少し買われると買いかも? 少し売られると売りかも? という様相を呈してきました。ただ、先週の金曜日の動きを見る限り、11月26日の陽線を責め立てるような動きを見せてきていますので、少し下値不安が際立つ状況と言えるかもしれませんね。
移動平均線は、3本とも下落しました。実体線は先週金曜日に短期・中期の移動平均線を大きく割り込み、終値ベースでみると直近の揉み合いゾーンの下限を試しに来ています。また、MACDも構造的にゼロラインの下側での推移が続いていて、実体線が戻さない限りはMACDがデッドクロスを形成する可能性が高そうですね。
今週は、売り先行で臨みたい感じがしています。またもや買い戻しを余儀なくさせられる可能性は十分に想定しておく必要がありますが、先週後半の動きを見る限り、「戻れば売りたい」という買い方の気持ちの方が「下がれば買い戻したい」という売り方の気持ちを勝っているように思われるのです。ボリンジャーバンドの幅は更に狭まり、小動きが続くかもしれませんが、ジリジリと11月下旬の安値を試す展開に進むかも・・・という風に感じています。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 上にも下にも動きにくいのか・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は1円13銭と相変わらずの小動きが続いています。金曜日は長い下ヒゲを伴っていますので、これを除くとさらに値動きは小さかったということになりますね。チャートは「神秘」そのもので、実体線が上下に動いても結局は短期・中期の移動平均線に収束するということなのでしょうか。いずれにしてもこのチャートでは、上下の判断をするのは難しいと思います。
今週は、様子を見るよりないのではないでしょうか。長期の移動平均線が緩やかに上昇を続けており、実体線に接近してきている事実に変わりはありませんが、現時点ではっきり言えることは、先週の高値越え・安値割れが新たなブレイクアウトに通じるかもしれないということだけです。完全にバランスの取れた状態からどのように逸脱するのか、その過程を見届けたいところですね。

■ ユーロ/円 上がダメなら下ではないのかな・・・ 
先週は、木曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。木曜日の上伸過程では、完全に下落基調が封じ込められたのかなと思いましたが、金曜日の陰線の出現を見ると、いやいや逆に上伸力が完全に封じ込められたと判断させざるを得ない動きになっています。木曜日の長い上ヒゲと金曜日の陰線、どちらを重視するかと言われれば、当然「今」に近い金曜日の陰線を信じるのが妥当ではないでしょうか。
今週は、売り先行で臨みたい感じがしています。先週末に、これまでの取引価格帯の下限に近いところで引けていること、また、先週木曜日の長い上ヒゲに続いて金曜日の陰線の出現で水曜日の陽線の胴体部分を完全に下回ってしまったことが買い方の意欲を削ぐ可能性が高いのではないでしょうか。「これで買われたら本当に驚く」 という局面に見えるのですが、さて、どうでしょうか。

■ ポンド/円 値は保っているが、ジリ安シナリオかも・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。週初からなかなか下がらず、水曜日の陽線で週間の高値を超えたあたりから怪しげな雰囲気を醸し出していましたが、まさかの木曜日の上伸! しかし長い上ヒゲを伴って金曜日は一転して下落と、実に慌ただしい一週間だったと言えそうです。それにしても先週木曜日は実体線が長期の移動平均線でキレイに跳ね返されており、移動平均線の重要性が改めて認識されましたね。
今週は、リスクを取るなら売り先行で臨みたいところです。やはり、先週一週間の動きを冷静に見る限り、木曜日の長い上ヒゲを無視するわけにはいかず、戻れば大量に戻り売りが待ち構えていると考えるのが妥当だと思います。下側も、11月末以降の取引価格帯がクッションとなり、下支え要因としてワークする可能性が高いと思いますが、総じてジリジリと下値模索の動きが見られるような気がします。

■ オージー/円 下値リスクがやや高まるかも・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。チャートの形状はポンド円に似通っていますが、先週末の時点で先週水曜日の胴体部分の下側半分に収まっている点で、まだしっかりしているという風に感じ取れます。もちろん、先週木曜日の上ヒゲが買い方にとってショッキングな形状であることに違いはありませんが。全体的に、良く見れば揉み合いといった感じに見えなくはありませんね。
今週は、リスクを取るなら売り先行で臨みたいところです。やはり、実体線の居場所が3本の移動平均線を下回ってしまった点は重く評価する必要があるような気がします。ボリンジャーバンドの幅は狭まってきていますが、実体線が先週金曜日の胴体部分を下回ってしまうと、買い方の諦めムードが芽生えてくる可能性が高く、そういった意味でも積極的には買いにくい状況が続くのではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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