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「リクイディティが薄い!?主要通貨ペアが毎日100pips動く相場」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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オミクロン変異株の影響から、マーケットが非常に不安定です。
東京時間、ロンドン時間、NY時間といってこい相場が続いており、ストップの狩り合いとなっております。

こういった相場は、意外とストップを広めにとり、損小利大トレードよりも1:1のリスクリワードや5:4程度の少しリワードを落としてマーケットを乗り切ること作戦に変更することも重要です。

ちょっとしたニュースに反応して、数時間前とは逆方向に走るなどが起こるため、ヘッジをかけながらトレードするなども手の一つでしょう。

リスクオン、リスクオフが非常にわかりにくい相場のため、僕はドルストレートのペアで、ドル買いを中心にリスクオフでもドル買いで反応しやすい通貨ペアをチョイスしております。

目次

▼難しいドル/円、115円超えはお預けか?
▼ユーロ/ドル日足
▼ポンド/ドルも同様の現象か?

難しいドル/円、115円超えはお預けか?

USD/JPY 日足

ドル/円日足です。
オミクロン報道でチャートが大崩れしてしまいました。
112.70円はサポートされましたが、ある程度戻したところから、またわかりにくい値動きとなりそうです。
112.70-115円のゾーンでみたいところですが、オミクロン株のネガティブファンダメンタルズが流れれば、再び円高方向にトライしてしまうでしょう。ロットは小さくするか、様子見、トレードするなら、クロス円とヘッジしながら対処が良さそうです。

ユーロ/ドル日足

EUR/USD 日足

ユーロ/ドルです。現状、日足レベルで調整中でしょうか?1.13後半をバックに戻り売りがしやすいそうな局面です。
今週発表されたドイツのCPIは前年同月比+5.2%という結果となり、市場予想を上回りましたが、前月比では-0.2%という結果になりました。新型コロナ感染の影響から外出制限が寄与しておりそうです。
今後、ドイツのCPIは沈静化するものと思われます。来月の発表から徐々に下振れしていく公算が高いです。参考となる国ではオーストラリアの7-9月期のGDPやCPIでしょう。この3カ月間、オーストラリアの半数の都市がロックダウンとなり、外出制限が加えられました。その結果、やはり経済指標は抑えられました。よって、ドイツの新型コロナ感染者数が高止まりしていることを考えると、今後の経済指標に大きく影響がでそうです。短中期的に見て(向こう3~5カ月程度)、ユーロの利上げ論は、おそらくなくなってくるでしょう。
テーパリングの縮小ペース前倒しにすらならないと予想します。
よって、米国と欧州で金融政策は明らかに乖離しますから、徐々に下サイドを攻め込むと考えます。上記のファンダメンタルズを背景に、戻り売り戦略がワークするのではないでしょうか。

ポンド/ドルも同様の現象か?

GBP/USD 週足

続いて、ポンド/ドルチャート週足もみておきましょう。
ユーロ/ドルと似たような値動きを今後は演じると思いますが、英国はコロナ経済をいち早く克服できていた関係上、上昇相場にありました。
しかしながら、ここ数カ月、その上げ幅を徐々に縮小してきております。
どうしてもリスクオフ相場に弱いポンドですので、売られやすい環境に現在はあるのでしょう。
リスクオフにもドルの利上げ相場にも適応できる通貨ペアはポンド/ドルになります。
オミクロン変異株の蔓延も欧州主要国で徐々に感染が拡大しており、欧州人の感染具合はアジア人と比べて明らかに悪い傾向がありますから、オミクロン相場もネガティブにならざるを得ないと考えております。
ワクチン効果があったとしても、一定期間の外出制限や経済活動制限は実施されそうですので、そういった意味では、やはり経済活動の制限に結びつくでしょう。
よって、経済回復の鈍化確率は高いと考えます。
最終的には、ポンド/ドルも下落し、少なくともこの週足レベルで半値押し程度までは視野にいれておいたほうがよいと考えました。
RCI3本とも全て下向きです。週足レベルでは下方向にバイアスがかかりやすいでしょう。

今週は短期的な予測が非常に難しい状況です。よって、少し長めのスパンで相場を眺めてみました。
現在は完全にファンダメンタルズ相場でして、テクニカルが効きにくい状況です。
オミクロン動向でどちらにも動きますので、慎重にトレードしていきましょう。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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